麻雀の発祥は中国です。
そのため牌の読み方や使われている図案は、中国読みであったり中国に因んだものが多いです。
中には音を聞いただけでは「え?それどういう意味?」と思うものもありますね。
今回はそんな用語の1つ『面子(メンツ)』についてご紹介します。
面子とは
日本語で面子というと「面子を保つ」などで使われる「体面、面目」という意味と、「面子を揃える」などで使われる「参加者、メンバー」という意味とがあります。
このうち、後者の意味の面子の語源が麻雀の『面子』です。
麻雀での意味は「手持ちの牌の組み合わせ」。
さらに『順子』『刻子』『槓子』のことを『完成面子』といい、それに『雀頭』をつけることで役ができます。
面子の種類
面子には先ほどでてきた『完成面子』と『未完成面子』とがあります。
<完成面子>
『順子』…1、2、3など同種牌で繋がった数字の牌が3つ揃った状態。そのため字牌ではあり得ない。
『刻子』…1、1、1など同種牌で同じ数字の牌が3つ揃った状態。
『槓子』…1、1、1、1など同種牌で同じ数字の牌が4つ揃った状態(刻子+1牌)。
<未完成面子>
『搭子』…1、2や1、3など同種牌が繋がった数字で2つもしくは1つ飛ばしで揃った状態(順子−1牌)。
『対子』…1、1など同種牌で同じ数字の牌が2つ揃った状態(刻子−1牌)。
まとめ
面子はまだまだ細かくわけることができますが、初心者の方はこのくらいの用語を覚えておけば、役の説明をされた時もわかりやすいのではないでしょうか。
簡単なものから少しずつ覚えていってくださいね。