江戸時代に城下町として発展した飛騨高山は、情緒あふれる古い街並みから「飛騨の小京都」とも呼ばれる人気エリア。大正時代に開湯してからは湯処が建ち始め、日本三大美祭のひとつとして知られる高山祭や、数々の工芸品などで多くの観光客を魅了しています。
高山の古い町並
城下町の趣を残す民家や商家が軒を連ねる古い街並みは、高山観光のハイライト。特にさんまちと呼ばれる通りは、風情ある出格子が連なる軒下に用水が流れ、杉の葉を玉にした酒ばやしが下がる造り酒屋など情緒あふれる景観が広がります。名物のみたらしだんごや飛騨牛串を食べながらの街歩きを楽しんでみては?
高山陣屋
陣屋とは、江戸時代に郡代・代官が政治をおこなった場所。その建物が唯一現存しているのが高山陣屋です。重厚な表門や玄関之間、大広間などは江戸時代からそのまま。荘厳な庭園も見学できるので、古い建築や歴史が好きな方にはおすすめです。
宮川朝市
宮川沿いと高山陣屋前の2カ所で開かれる朝一。毎朝6時~昼頃まで開店され、ピーク時には60件もの出店があります。売られている品物のほとんどは飛騨高山産。収穫したての野菜や漬物、こだわりの手作り味噌などをとおして、飛騨高山で暮らす人たちの息づきが感じられることでしょう。
地元の人たちとの触れ合いもたくさん期待できそうな飛騨高山温泉。楽しいやり取りをしながら、江戸時代の面影を色濃く残す街並みをのんびり散策してはいかがですか。