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サッカーが人気スポーツとなり、テレビ中継などで試合を目にすることが多くなりました。でも、初心者にはわかりづらい用語がありますよね。今回はサッカー観戦がもっと面白くなる、初心者のための基本的な用語をご紹介します!

これだけは押さえておこう!初心者のためのサッカー用語と基礎知識

サッカーをする場所「フィールド」

まずは、プレーする場所を見ていきましょう。サッカーをプレーする場所はフィールドと言います。
フィールドの中央に立ち、左右にゴールが見えるように立つと、足元の円はセンターサークル、ゴール前にある2重の四角は大きい方がペナルティーエリア、小さいほうがゴールエリアです。
フィールドを区切っているラインは、ゴール前に引かれているのがゴールライン、それと平行に中央に引かれているのがハーフウェーライン、垂直に交わっているのがタッチラインです。

サッカーを作る4つのポジション

サッカーのポジションは、大きく4つに分けられます。
サッカーを知らない人でも、ゴールキーパー(GK)はご存知でしょう。ゴールを守る役目です。制限はありますが、唯一フィールド内で手を使うことができます。
ディフェンダー(DF)はゴール前で守備を行うのが役目です。守備する範囲によって、センターバック・サイドバック・リベロなどの用語で分けられています。
ミッドフィールダー(MF)の役目はフィールド中央付近で攻守をつなぐことです。攻撃の指示をする司令塔の役割を持つ場合もあります。配置によって、細かく呼び方が分かれています。
そして、相手ゴール近くで得点を狙うのがフォワード(FW)です。攻撃だけではなく、時には相手チームからボールを奪う守備の役目も負います。

ゴールポストとクロスバー

どうしたら得点になるのかというのはひと目でわかるのですが、実況で使われる言葉を説明しましょう。
ゴールには縦に2本、横に1本の枠で囲まれています。その縦の枠をゴールポスト、キーパーの頭の上にある横の枠をクロスバーと言います。
ゴールポスト・クロスバー・ゴールラインで囲まれた場所をボールが通りすぎた時に、得点になります。ゴールラインはゴールポストの外にも伸びていますが、そこをボールが通っただけでは得点にはなりません。

ゴールキックっていつやるの?

ゴールにはならないけれども、ゴールラインからフィールドの外へボールが出てしまった。そんな場合はゴールキックかコーナーキックを行います。ここではゴールキックについて説明しましょう。
ゴールキックは、攻撃側の選手が最後に触ったボールが、ゴールにはならずに相手側のゴールラインを超えた場合に行われます。この時、たいていは守備側のキーパーが、ゴールエリアからキックを行うことで試合を再開させます。

コーナーキックが発生するのは?

ゴールキックは攻撃側の選手が最後に触れたボールがフィールド外へ出た場合でしたが、これが守備側の選手によるものだった場合、コーナーキックが行われます。
コーナーキックとは、ボールが出てしまった場所から近いほうのコーナー、つまりフィールドの角で、攻撃側の選手が行います。

フリーキックが行われるのはどんな時?

サッカーには「○○キック」という用語がたくさんあります。ゴールキック、コーナーキックの次はフリーキックです。
フリーキックは反則があった場合に、反則を受けた方のチームの選手が反則が起きた場所から行います。この時、反則をしたほうのチームの選手はボールから10ヤード離れなければなりません。
また、反則の内容によってそのままゴールを狙ってもよい場合と、2人以上の選手が触れた後でなければゴールを狙うことができない場合があります。前者が直接フリーキック、後者が間接フリーキックという用語で呼ばれます。

PKとはこういうことだった

ファウルが行われた場所がペナルティエリア内の場合は、フリーキックではなくペナルティーキックという用語で呼ばれます。ペナルティーキックは、試合が同点だった場合に勝者を決める方法にもなっています。PKと言えば、聞いたことがある人も多いでしょう。
ペナルティーキックとは、自陣のペナルティエリア内で、守備側の選手が直接フリーキックにあたる反則をした場合に行われます。この時、ペナルティーエリア内のペナルティーマークからボールを蹴ります。蹴るのは攻撃側の選手です。ボールが蹴られるまでの間、キーパーはゴールライン上にいなければならず、またそれ以外の選手はペナルティーエリア内に入れません。

習うより慣れろで用語を覚えていこう

簡単ではありますが、これらの用語を覚えていれば、試合でどんなことが起こっているのかがわかりやすくなるはずです。実際に試合を見ているうちに理解できることが増えていきますので、ぜひたくさんの試合を観戦してみてくださいね!

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