宴会のスタートを切るための乾杯の挨拶を頼まれた時、慣れていないと少し不安に感じるのが乾杯をするタイミングです。一体どのようなタイミングで乾杯をするのがベストなのでしょうか?
まずはドリンクが行き渡ってから
宴会などでは、乾杯の前に簡単に挨拶をするのが一般的です。しかし、この挨拶を始めるのにもタイミングがあります。挨拶開始を判断するポイントは、ドリンクです。ドリンクが参加者全員に行き渡った時に、乾杯の挨拶を始める事が非常に重要になるのです。
乾杯の挨拶ですので、飲み物がまだ揃っていないのに乾杯をするのは当然NGになります。逆に遅くなりすぎると、ビールなどの炭酸が飛んでしまったり、ぬるくなったりしてしまいますので注意が必要です。
挨拶は短く簡単にまとめて
乾杯の際の挨拶はシンプルにまとめるのがベストです。基本的に挨拶の間、ゲストはグラスを持って待っている状態の事が多く、結構披露宴やパーティーなどともなると、さらに起立もしている状態になります。乾杯の時の挨拶が長いと、ゲストに負担をかけることになりますので、簡単に一言で十分なのです。
乾杯!の唱和をしやすいリズムで
挨拶の最後はゲスト全員がタイミングを合わせて「乾杯!」と唱和しやすいよう、一呼吸置くと良いでしょう。このリズムを無視して、挨拶から乾杯の発声までを一息に進めてしまうと、全員が一緒に唱和をすることができず、なんとも締まりのない開会となってしまいます。皆が揃ってグラスを掲げて、乾杯を言い合えるように気を配るといいですね。
乾杯の後は、ひとくち口をつけてから拍手をして、宴会のスタートとなります。挨拶自体も短く簡単でいいですし、慣れてしまえば、決して難しいことはありません。堂々と気持ちよく乾杯の音頭を取ってくださいね。