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ショットガンとはオフェンスのフォーメーションの一つです。

ショットガンの特徴と名前の由来

最大の特徴は、QB(クォーターバック)の位置です。
通常はC(センター)のすぐ後ろにQBをセットしますが、ショットガンではCから5~7ヤード離れた位置にQBをセットします。
CからのロングスナップをQBが受けるところから攻撃が始まり、オフェンスラインに多くセットされたレシーバーたちがショットガン(散弾銃)の弾丸のように一斉に散らばって展開をすることからこの名前が付きました。

ショットガンの利点

始めからQBがCから離れた位置でスナップを受けるので、パスを投げるためのステップバックの必要がなく、素早いパスプレーが可能になります。また、ステップバックの間に受けるディフェンスのプレッシャーも軽減することにもなります。
Cからのスナップを受ける前からQBが下がった位置にいるので、広くフィールドをを見渡せるのも利点です。
レシーバーの数を増やしているので、フリーになれるレシーバーの確率も高くなるので、パスプレーに有効です。

ショットガンの難点

レシーバーを増やしている分、ブロッカーが不足する上にスナップを受ける位置が下がっているので、ランプレーの選択肢が少なくなってしまう可能性があります。

このようにショットガンはパスプレーの為の攻撃隊形といえます。
しかしショットガンからのランプレーはないのかというと、そうでもありません。
意表をついてQBからのハンドオフでRB(ランニングバック)がランプレーを仕掛けたり、Cからのスナップを受けたQBがランプレーをするなど、バリエーションも豊富です。

 

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