会社での「会議・打ち合わせ」は人の集まり、社内の人間関係や立場が交錯する難しい場でもあります。進行役の方はうまく会議を回すことに苦労しているかもしれません。
そんな中で、うまく会議を回すには的確な場面に的確な発言(あるいは発言の促し)が必要となります。今回は会議の冒頭から終了まで使える挨拶の例文をご紹介します。
最初の挨拶
まずは時間通り開始の宣言と参加者に感謝の気持ちを伝えましょう。
「それでは時間になりましたので◯◯についての◯◯会議を始めさせていただきます」 「本日はお忙しいところお集まりいただき、(誠に)ありがとうございます」
発言を促す時の決まり文句
ある程度議題内容について話した後や各提案について発表などが終わった後には、「質問がある方はいらっしゃいますか?」など発言を促す言葉をかけましょう。
その際に「質問がある場合は挙手にてお願いします」、「部署とお名前をお願いします」(顔見知りではない場合)など会議のルールも伝えるとよいでしょう。
進行を促すとき
様々な人が発言すると、進行がだらだらと伸びがちです。ビジネスにおいて時間は非常に大切なものなので、常に焦点をはっきりさせながら進行するようにします。
「ご発言中ですが、要約させていただくと◯◯◯ということでよろしいでしょうか?」 「ご発言中ですが、要約させていただくと、どういうことになりますでしょうか?」 「恐縮ですが、手短にお願いします」 「申し訳ありませんが、◯◯に絞ってご意見をいただけないでしょうか?」など時には進行役が切り込むことも必要となります。
結論は出てないがとりあえず打ち切りたいとき
「今日のところはここまでにしておきましょうか」
これは次回に含みを持たせながらとりあえず終わらせる言い回しです。 ここで次回の会議日程などもすぐに決められるようであれば決めておきましょう。
会議を終わらせたいとき
「本日は時間がございませんのでこれで会議を終了したいと思いますがよろしいでしょうか」 会議はあらかじめ時間が設定されている場合が殆ど、一応終了の同意は求めた方がよいでしょう。
締めの言葉
「おかげさまで有意義な会議にすることができ、ありがとうございました」 感謝と労いを示す決まり文句です。これにて会議は終了です。
まとめ
今回は会議で使える挨拶の例文をご紹介しました。例文はあくまで一例です。ビジネスでは様々な言い回しがあるので、マスターしてビジネスマンとしてまた一つステップアップしましょう!