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登山に「持ってきすぎ」は御法度!最適な荷物の重さはどれくらい?

登山で転落や滑落といった事故は、その前提として疲労に依る集中力の低下があるケースが少なくありません。最適な荷物の重さに気を配ることは、バテずに歩くという遭難を防ぐ技術の一つです。

重さを測る

背負う荷物を軽くしたい人は、まず現在の装備重量を測ってみる事が大切です。登山用品カタログに製品の重さが記載されています。ただし、実際に重量を測ってみると誤差がある事に気付きます。同性能なら軽い方が良いのです。軽量化は、大体の重さではなく装備一つ一つのグラム単位の勝負なのです。
料理用の秤で測ると簡単です。1000グラムまで1グラム単位で量れます。価格も1000円強くらいです。
次に、「リスト」を作成が必要です。登山装備を「バックバック類」「宿泊用品」「炊事道具」などに分類します。「贅沢に対する重さ」が発見できたりします。

ベースウェイト

ウルトラライトハイキングに「ベースウェイト」という装備重量を見る基準があります。ベースウェイトというのは、4.5kgです。これを基準として軽量化を考えます。4.5kg以下を目安として軽量化しようということです。これは、水・食糧・燃料などの消耗品を除いた、背負っている重量を指します。衣類やポケット内の装備・手に持っている道具は含めません。ただし、一般ルートを通る日帰り登山なら2.5kg、山小屋泊縦走でも3kgが目安です。

軽量化のポイント

さて、どこから軽くするか?です。細々とした軽量化ではなく、思い切った登山スタイルの変更と挑戦心でスンナリ軽量化することがオススメです。内容としては、宿泊用品と炊事用品を総入れ替えすることがオススメです。

まとめ

登山装備を軽量化するためには、まず現在の重量を量ってみましょう。水・食糧などの消耗品を除いた背負っている重量を4.5kg以下にすることが大切です。細々とした軽量化より登山スタイルの変更で、宿泊用品と炊事用品を軽量化することがオススメです。

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