登山での転倒や滑落といった事故は、山を降りる時に多く発生します。これは体力の低下なども原因なのですが、大腿筋を鍛えていないために踏ん張り切れないことも原因です。ですから、登山へのトレーニングをする場合には、大腿筋の強化も取り入れてみましょう。
自宅の階段を使おう
大腿筋を鍛えるといっても、どうせならば登山に近い形のトレーニングの方が効果的になるでしょう。そこで、「階段」を使ってのトレーニングがおすすめとなります。登る時はもちろんのこと、下りに強い体を作るためにも階段を利用するのは効果的といえます。
しっかりと意識してトレーニングする必要がありますが、実際に登山している気持ちで登ったり降りたりを繰り返せば、下りのための筋肉も強化できます。有酸素運動は20分以上の運動が好ましいので、この階段を使ったトレーニングも20~30分ほど行うようにしてみましょう。
腰や膝に気をつけよう
階段を使ったトレーニングが有効的だとしても、運動をしていなかった人には長時間のものは辛いものになるでしょう。ときには腰や膝を痛めてしまう場合もあるので、トレーニングとはいえ注意が必要です。そして、トレーニングも毎日行うのではなく、週に休みを設けて行うことも身体的に大切です。筋肉は休みを設けることで強くなっていくからです。自分の筋力の付き具合で判断し、目標をもってトレーニングしてみましょう。
まとめ
「階段トレーニング」は自宅で始められるお手軽トレーニングではありますが、しっかりと登山をするための体作りをすることができます。意外とハードな運動にもなりますので、無理をすることなく徐々に時間を長めにするようにしてみましょう。