麻雀での「ポン」はよく使われるものではありますが、そもそもポンとはどういった意味なのでしょうか。漢字で書く場合のその文字の意味と、麻雀におけるポンの使われ方を見てみましょう。
碰(ポン)の意味
麻雀のポンは「碰」と書いてポンと呼びます。日本ではあまり馴染みのない文字ではありますが、石偏に並という字が合わさったものとなります。中国ではこの碰という語を「(何かに)ぶつかる、衝突する」といった意味で使い、「碰脚了」と書いて「石がポンと足にぶつかった」などといった使われ方をします。
この字は日本では常用漢字ではないためあまり見かけることは無いかもしれませんが、珍しい苗字などに使われています。
麻雀のポンとは
麻雀においてのポンは所謂「鳴き」と呼ばれる副露の一つとなり、同種牌3枚からなる刻子(コーツ)を作るときに、他の河に捨てられた牌を得ることで完成させるものとなります。
ポンを行い牌を得るためには「ポン」と宣言する必要があり、貰った牌で完成した刻子は場に晒さなければいけません。そして増えた牌の1枚分、手牌から一つ切ることでポンの動作は完了します。
まとめ
麻雀のポンは中国では「碰」と書き、麻雀以外でも普通に使われる文字となります。そして、麻雀においての使われ方は刻子を作る場合に使われるものとなり、河に捨てられた牌を貰って作るため、自分で全て揃えるよりも簡単に刻子を揃えることができるものとなります。