ゴルフは、グリップの力の入り具合一つでボールの飛ぶ角度や飛距離が変わってしまうとても繊細なスポーツ。だからこそ手とクラブとを繋ぐグローブの役割はとても重要なんです。失敗しないゴルフのグローブの選び方についてご紹介します。
ゴルフにグローブって必ず必要なの?
ゴルフのグローブは右利きであれば左手にはめるのが一般的です。手を守るのはもちろん、グリップの力を的確にクラブに伝えたり、逆に力が入り過ぎるのを防いでくれて、飛ばしたい方向にボールを飛ばしたり、飛距離を伸ばすのにとても重要なアイテムなのです。
ゴルフグローブのサイズの選び方その1
グローブ選びで最も重要なのがサイズです。サイズはグローブを試着して何気なく決めるのではなく、まず手のサイズを測り、手の大きさにあったものを選ぶようにしてください。
ゴルフグローブのサイズの選び方その2
グローブのサイズを選ぶときには、まず小指の付け根の下およそ1センチあたりのところの手の外周を測ってください。その寸法にプラス1センチを加えた長さがあなたにとって最適のグローブのサイズとなります。
ゴルフグローブのサイズの選び方その3
ほとんどのメーカーでは、およそ23センチが標準サイズという設定になっていて、前後1センチずつでサイズ展開がなされているはずです。次に指の長さを決めます。指の長さについても3サイズほど展開されているのが普通なので、試着してぴったりのものを選んでください。
装着感で選ぶなら本革製
ゴルフグローブにとって次に重要なのが素材です。グローブの素材は、主に本革と合皮とに分けられますが、グリップ力で選ぶなら本革です。装着した時の感触も良く、実際に使っていても、手元に違和感を感じることが少ないと言えるでしょう。
耐久性で選ぶなら合皮製
ただし、耐久性という面では合皮が勝ります。本革は水分により風合いが損なわれたり、品質が変化してしまう脆弱性があります。ゴルフのプレー時には、汗をかきますし、雨が降ってしまったときや霧が深い山の天気下では濡れてしまって水分を含むことも。すると、素材が固くなり、使い物にならなくなってしまいます。長く使えて経済的なのが合皮製のグローブの最大のメリットです。
いいとこ取りした部分使いのものもオススメ
また、それぞれの素材のいいとこ取りした「部分使い」のものもあります。グリップに影響する手のひら部分に本革を使用し、手の甲部分に合皮を使用したタイプで、それぞれの長所と言えるところを合わせて、価格も抑えされているのでオススメです。
グローブはゴルフの最重要アイテムの一つ
クラブやウェアと比較すると、たかがグローブと考えてしまいがちですが、じつは思いのほかゴルフのプレー自体にも大きく影響を及ぼすアイテムです。ぜひ、自分の好みやサイズにぴったりのものを選んで、より充実したゴルフライフを楽しんでください。