サッカーに少しでも興味のある日本人なら遠藤保仁選手を知らない人はいないはずですが、詳しい情報までは知らない人も多いですよね。今回は知っているようで知らない有名サッカー選手、遠藤保仁についての情報をご紹介します!
遠藤保仁選手の基本情報
1980年1月28日生まれ、出身地は鹿児島県。三兄弟の末っ子として生まれ、鹿児島実業高等学校へ進学。高校選手権では二年生の時に優秀選手に選ばれ、U-18にも抜擢されました。
卒業後は横浜Fへ。1999年には京都パープルサンガへ移籍し、2001年ガンバ大阪へ移籍。
サッカー日本代表としても活躍し、アジアカップ出場回数が通算最多となり、150試合出場を達成した。
ポジションはMF、利き足は右。
自他共に認めるガチャピン似で、ポンキッキーズへの出演経験有り。
名前の保仁(やすひと)から生まれた愛称は「ヤットさん」です。
遠藤保仁選手のすごいところ
・運動量が豊富で攻守での貢献度が高い
・的確に状況を判断し、パスの位置やタイミングがいい。
・ボールキープ力があり、性格なパスを出すゲームメーカー。特に短距離のパスは日本屈指の技術と言われています。
・回転系の強力なシュートが得意で、精度の高いミドルシュートを持っている。
・テクニックタイプの選手で、敵味方共にコントロールすることに長けている。
・速球を緩めた「コロコロPK」を蹴ることがあり、成功率が高い。
つまりは、ボールを扱う技術が高く、運動量のある選手でパスは正確。さらにPKとフリーキックの名手でもあり、クラブにとっても代表にとっても必要不可欠な選手として重宝されているわけです。
歴代監督や選手からの評価
オシム前監督は「ドイツに行ったメンバーの中で誰を残すべきだったか」と記者から問われ、開口一番に遠藤保仁選手の名前をあげました。 ジーコ前監督は「遠藤はキーマンだ」と賞賛し、トルシエ前監督も「日本のトレンドだ」と高く評価しました。ファーガソン監督は「南米代表のキトには遠藤と同様のクオリティを持つ選手はいない」と絶賛。内田篤人選手も遠藤保仁選手について「味方だと心強いけれど、相手にまわすと一番嫌だ」と発言しています。 アギーレ監督はホンジュラス戦で遠藤保仁選手を起用。長谷部誠選手、本田圭祐選手と共に遠藤保仁選手にキャプテンを指名し、「若手の手本となる」と期待を寄せました。
マイペースなヤットさん
試合前は大きな声を出して気分を高揚させたり、チームメイトを盛り上げるようなことはしない遠藤選手。では何をしているかというと、直前まで冗談を言ってワイワイしているそうです。
そんなマイペースさにザッケローニ前監督が怒ったこともあるのだとか…。ガンバ大阪ではアップするギリギリまで大音量で音楽をかけるそうで、遠藤選手はそれを日本代表でもやろうと試みました。が、ザッケローニ前監督から「国を背負っているんだぞ」と怒られたそうです。
他にもマイペースぶりが発揮されているストーリーはたくさんあり、チームメイトや親友の中村俊輔も呆れるほどなのだとか。「情熱大陸」に出演した際には全国に入浴シーンをお届けしてしまう緩さ。愛されキャラですね。
でも単にマイペースなだけじゃない!
マイペースで面倒くさがりなイメージが強い遠藤選手ですが、数あるマイメース発言の中には奥深いものもあります。
許さの極地とされる発言として、「究極のサッカー=ダッシュしない」というようなものがありました。「ダッシュしない」という言葉をそのまま受け取ると怠惰な印象になりますが、これの発言に隠された真意は「究極のサッカー=効率よく動いて相手より有利な位置にあり続けることが重要」ということなのだそう。
マイペースで緩い雰囲気の裏には、情熱が隠れているんですね。
サッカー界を牽引する選手として頑張ってほしい!
30代半ばとなった遠藤保仁選手。ガンバ大阪でキャプテンを務め、日本代表でもキャプテンマークをつけることも。豊富な経験を生かしてこれからもチームに貢献していってもらいたいですね!