サッカーの選手が付けている背番号。10番が司令塔?ってことぐらいは誰でも知っている知識ですが、それぞれの背番号にはどんな役割があるのでしょうか?知っておくとサッカーを見るのが楽しくなりますよ。
ゴールキーパーは背番号1
サッカーにおいて正ゴールキーパーは背番号1です。これはJリーグでも世界のサッカーチームでも同じです。ゴールネットを守るキーパーの背中を見ていると必ず1を付けているのを目にします。Jリーグでは控えのゴールキーパーは12以降の背番号になります。海外のサッカーゲームではごくまれにフィールドの選手が背番号1を付けていることがあります。これは珍しいほどサッカーの背番号1はキーパーなのです。
司令塔が背負う番号10
背番号10を背負っているサッカー選手がチームを引っ張るエースという印象が強くあります。もともとブラジルのサッカー選手ペレが背番号10を付けていたことでエースナンバーというイメージが定着した感があります。ブラジルでは10番は永久欠番になっているほどです。ただ、どこのサッカーチームでも司令塔が10番とは限りませんし、サッカー選手が背番号10を欲しがるとは言えません。
背番号9はエースストライカー
サッカーでは背番号9はエースストライカーを表します。これは世界でもJリーグでも共通です。センターフォーワードの代名詞である背番号9は点を取ることが仕事の人たちですからスター選手と呼ばれる人も多くいます。現役では「噛み付きスアレス」ことサッカーウルグアイ代表でバルセロナ所属のルイス・スアレス選手、引退したジュビロ磐田の中山選手などサッカーにおける花形とも言える背番号です。サッカー選手のユニフォームを着る少年たちの憧れでもあります。
サッカーの背番号の役割
サッカーでの背番号2は右サイドバック、背番号3は左サイドバック、背番号4センターバック(3,5も)、背番号5は守備的ミッドフィルダー(6,7も)、背番号7右ウィング、右サイドのミッドフィルダー、背番号8は攻撃的ミッドフィルダー、守備的ミッドフィルダー、背番号11セカンドストライカー、左ウィング、ドリブラー。基本的にサッカー選手は好きな番号を付けたり、サッカーチームから指定されます。
サッカーの背番号のルール
サッカーJリーグでは背番号は固定されています。試合ごとに背番号を変えることは許されていません。11人で行われるサッカーの試合では背番号12は12人目の選手としてサポーターの背番号と呼ばれています。また、かつては付けなかった大きな数の背番号を選ぶ選手もいます。背番号イコールポジションという意味合いは絶対ではありません。サッカーの人気選手によってイメージ付けられる背番号もあります。
サッカー選手にとって背番号の意味
背番号にこだわる選手もいれば、選手によってイメージが変わる背番号もあります。サッカーの背番号は選手の誇りでもあり、ハードルでもあるのでしょうね。