サッカーで一番強い国ってどこか知っていますか?人によって言うことが違っていたりしますが、実はFIFAが定めた世界ランキングがあるんです。そこで今回はFIFAによるサッカーの世界ランキングの上位チームを紹介していきます。
1位になったばかり!ベルギー
ベルギーは2015年11月5日に世界ランキング1位になったばかりのチームで、2016年1月現在、FIFAのランキング上世界で一番強い国はベルギーということになります。所属選手にはマルセイユ所属のミヒー・バチュアイ選手やアトレティコ・マドリード選手、ヤニック・フェレイラ・カラスコ選手など、どの選手もクラブチームの要になっている選手が多く、その実力は誰もが納得するものであると言えるでしょう。
僅差で抜かれたのはアルゼンチン
僅差ですが世界ランキング2位の国は青と白のボーダーのユニフォームでお馴染みのアルゼンチンです。サッカーを知らない方でもユニフォームを真似したTシャツが出ていたりするため、見ればピンとくる方も多いのではないでしょうか。選手層もバルセロナのメッシを始めとした個性の強い選手が集結しており、いつアルゼンチンが再び1位になったとしてもおかしくない状態です。
続く3位はスペイン代表
アルゼンチンに次ぐ世界ランキング3位はスペインです。レアルマドリードやバロセロナなど世界最高峰のクラブチームがあるけど、国の代表はイマイチという評価を受けがちなスペイン代表ですが、それでも3位というのはさすがですね。非常にオフェンシブなサッカーが得意なチームで、とにかく攻撃あるのみで戦うスタイルは少しのマイナスイメージであれば簡単に吹き飛ばしてしまうほど魅力的でドラマチックな試合展開を生み出します。
4位は香川選手でおなじみドイツ
世界ランキング4位は香川選手を受け入れたクラブチームのあるドイツです。4位とはいえ、次回ワールドカップの優勝候補筆頭と言われているその実力は、決して今まで紹介してきた4チームに引けをとらないでしょう。特にU25世代の成長はめざましく、これから世代交代の風を起こす起爆剤になりえそうなポテンシャルを秘めたチームです。
5位はまだまだ高いポテンシャルを持つチリ
5位は2014年のワールドカップでグループステージでスペインを破り、ベスト16ではブラジルとPK対決までもつれて惜しくも敗れたチリです。しかし、現在のチリ代表は歴代最高ともいわれており、アレクシス・サンチェスとアルトゥロ・ビダルを中心として攻守ともに非常にまとまっているチームになっていると言えるでしょう。次回のワールドカップ開催は地元であるため、国民悲願のワールドカップ優勝の可能性も充分にあるチームと言っていいでしょう。
6位はおなじみサッカー王国ブラジル
世界ランキング6位にブラジルが来るのは意外に思うかもしれませんが、FIFAランキング上ではそういうことになっています。しかし、誰もが知っているようにブラジルのサッカーのレベルは最高峰といえるレベルであり、ネイマール選手を中心とした爆発力のある選手ばかりとなっています。次回ワールドカップも同じ南米での開催ですから他国に比べて非常に有利な環境にあり、一番の大番狂わせとなるかもしれません。
7位に選ばれたのはポルトガル
レアル・マドリードのクリスティアーノ・ロナウド選手が有名なポルトガルですが、他の選手も決して負けていない実力を持っています。特に走り合い・打ち合いサッカーとなった時のポテンシャルは上位の国に負けないレベルのものがあり、試合後半になってとんでもない伸びがあったりするため、観戦していて飽きないチームでしょう。
ちなみに日本代表は…
気になる日本代表の順位ですが、2016年1月現在、FIFA世界ランキングでは53位となっています。同じアジアだと韓国が51位と2つ上、中国は82位のようです。一時期9位に浮上したことがある日本ですが、実力はやはりまだまだ強豪国には及ばないということなんでしょうか。これからの日本代表の活躍に期待ですね。
あくまでも目安の一つとして
こちらのFIFAのランキングはあくまでも目安の一つであり、主要選手を欠いた親善試合の結果などもランキングに反映されているため、実際の実力とはかけ離れているということがあります。応援しているチームが正当に評価されていないからといって気を落とすことなく、楽しんでサッカーを観戦しましょう。