せっかくハイキングに行くなら可愛い服装をしたいですよね。でも快適・安全に楽しむ為にはお洒落だけを重視してはダメ。今回は初心者必見のハイキングに適した基本的な服装を押さえていきます!
事前に確認しておくことが大切
服装を決める時、どこにハイキングへ行くのかはとても重要です。でも当日の現地の天候を調べても、いざ自然の中に身を置いたら予報と天気が一致しないなんてことはよくあること。ハイキングに慣れている人や現地情報を詳しく知っている人に、どの程度の服装・装備で行くべきか事前に聞いておくと安心です。特に靴選びは大切なので、普通の運動靴でいいかどうかなどもしっかり確認した方がいいですよ。
「普通でいいよ」と言われたら
装備の質問をした時、困る返答は「普通でいいよ」ですよね。「普通って??」となるのは初心者なら当たり前。ここからは「普通」に該当する服装をご紹介していきます!
慌てて専門店に駆け込んで買い揃えたり、ハイキング好きの友達にグッズを借りに走ったりする必要はないので安心してください。手持ちの服で乗り切る方法を考えていきましょう!
動きやすく重ね着する感覚でOK
ハイキングの服装では、体温調節出来るかどうかがとても重要です。登る山によっては、Tシャツ一枚からダウンジャケットが欲しくなるくらいの気温差を体感することも…。「普通でいいよ」と言われた場合でも、体温調節がしやすい重ね着でハイキングに臨みましょう。
体温調節のしやすい重ね着方法は、ベース(シャツ、下着類)・ミッド(中間着)・アウター(ジャンパー等)の3つのレイヤーで構成します。ハイキングの場所や季節によってベースやミッドレイヤーの着衣数を増減させれば、高機能の登山グッズなどを用意しなくてもある程度対応出来ますよ。
素材を知れば、もっと快適に!
服の素材に注意すれば、より快適にハイキングを楽しめます。
例えば、ベースに着る服なら汗の吸収が良く速乾性がある化繊素材のものを選択するのがベスト。ミッドなら保湿力があって軽いフリース素材や防風力があって軽量なインナーダウン、着脱のしやすいシャツ(夏なら化繊、冬ならウール素材が良)を。アウターにはレインウェアとして使える、防風・防水能力の高い素材が合っています。レインウェアがなければウインドブレイカーなどでも代用可能ですが、ナイロン素材には注意が必要。ナイロンは防風性は高いのですが、防水加工がされていないものだと水分の吸収が良く、また、乾きにくいという特徴があります。
靴選びは慎重にやろう!
山や高原、どこへ行くのかにもよりますが、靴選びは慎重に行いましょう。
普段使いのスニーカーで行く場合はどこへ行くにせよ、靴底がツルツルしていないものを履くべき。ぬかるんだ場所などで踏ん張りが効かず、思わぬ怪我に繋がります。出来るだけデコボコした靴底のスニーカーを履いて行きましょう。
しっかり備えて、ガッツリ遊ぼう!
しっかり準備をして、動きやすい快適な服装でハイキングに行けば、同行する仲間に迷惑を掛けることも少ないはず。
思い切り自然を満喫してガッツリ遊んじゃいましょう!