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宴会や忘年会などの幹事は始まりの挨拶なども行うもの。職場などでは誰もが一度は経験するでしょう。そんな時に「どんな挨拶をしたらいいかわからない!」ということ避けたいものです。そんな新米幹事さんに役立つ知識をご紹介します!

宴会などの幹事の挨拶はどう考えたらいい?

挨拶は長さとテンポが大切

まず幹事の挨拶というものは、形式的に必須ではありますが「あまり聞かれていない」ということを念頭に置いておきましょう。参加者の皆は早く「乾杯」がしたくて、いつ乾杯になるのかに注目しています。そこで大切なのが挨拶の長さとテンポです。

挨拶の初めは感謝から入る

幹事の挨拶の最もオーソドックスな入り方は「本日はお忙しい中お集まりいただきましてありがとうございます」のような感謝の言葉です。誰が聞いても「あ、挨拶が始まったな」ということがわかりますし、さらに不快感もありません。次の言葉に繋げやすいという意味でも、参加者を労うような一言から挨拶を始めると良いでしょう。

雰囲気にふさわしい内容を繋げる

感謝の言葉から挨拶を始めたら、その集まりにふさわしい雰囲気の挨拶文を考えます。「なんのための集まりなのか」を改めて参加者に伝えるのです。「今年もあっという間に忘年会の季節となりました」ですとか、表面的な内容で良いのです。また、簡単に自己紹介をしておきましょう。会社であれば所属と名前です。改めて会社の人達に名前と顔を知ってもらうことができます。幹事の仕事の対価となるものです。

代表者へバトンを渡す

幹事はあくまでも会の進行を司る役割なので、おそらくは代表者の挨拶によって乾杯などの音頭を取ることでしょう。そのために、幹事の挨拶は10秒~20秒くらいの簡単なものにとどめ、テンポよく代表者の挨拶へ移ることが大切です。「はじめに○○社長よりご挨拶をいただきたいと存じます。○○社長、お願い致します。」というような形で、挨拶をする代表の方へ繋ぎましょう。

締めの挨拶も定形で気楽に

幹事の挨拶は開始の挨拶の他に、締めの挨拶があります。締めの挨拶はほとんど定形があります。「宴もたけなわでは御座いますが時間の都合上この辺りでお開きにさせていただきたいと思います」という一言から始めると良いでしょう。もし二次会などの連絡がある場合はその後に続けると良いでしょう。最後に「イヨー!パパパン、パパパン、パパパン、パン」の一本締めや「イヨー!パン」の一丁締めで会を締めくくります。最近は冗長にならないように、一丁締めで締める会が多いように思われます。ここまでが幹事の基本的な仕事になります。

定形の挨拶が出来れば怖くない!

幹事の挨拶は初めはとても緊張しますが、経験を重ねることによって安定感と余裕が生まれてきます。初めのうちはとにかく無難に終わらせることが大切です。あまり個性を出し過ぎると協調性のなさのほうが目についてしまいます。段取りが良いことが幹事の評価と考えて、あまり個性的な挨拶をしないように心がけましょう。

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