学校PTAや会社の懇親会。思わぬところで人前で挨拶をしなくてはならないこともあります。そんな時は基本の挨拶を元に自分なりの肉付けをしてみましょう。シチュエーション別の懇親会挨拶の定型文をご紹介します。
懇親会の流れを把握して
開会から締めの挨拶まで、会の流れに沿った言葉があります。開会の挨拶、自己紹介、出席者紹介、閉会の挨拶という順序です。おおむねお決まりの言葉ではありますが、それによって人の心は落ち着くものです。どのタイミングでも大事なのは手短かにすること。これだけ心がけてください。
ママ必見!幼稚園懇親会の挨拶
子ども関係の懇親会は何かとあるものです。たとえ、くじ引きでなった役員でも懇親会で挨拶をしなくてはいけないことも。まずは親同士初めての顔合わせの懇親会での挨拶。幼稚園の保護者同士仲良くしたいと思っているものです。家族ぐるみでの付き合いを望んでいるのでやわらかい明るい言葉が似合います。「懇親会にご参加ありがとうございます。○○の母で○○と申します。今年度の役員を務めさせていただきます。今日は子供のことを語り合い、お母様同士の親睦を深めて楽しい時間を過ごしていただければと思います。どうぞよろしくお願いいたします。」と人間関係の広がりを促す言葉を。
小学校PTA懇親会での挨拶
小学校に入学すると学校生活や子どもの安全を考えたやや硬い感じの挨拶になります。幼稚園の時は専業主婦でも入学から仕事を再会する人も増えるため、短時間に進めましょう。「今日はお忙しい中お集まりくださってありがとうございます。私はPTA○○部の○○と申します。保護者の皆様と学校の連携をしっかりとしたものにして、周りの大人すべてで子どもを守っていきたいと考えています。今日はささいなことでも構いませんので積極的な意見交換をお願いいたします。」PTAが一部の役員だけのことにならないよう、ハードルを低くして皆の参加を求めましょう。
職場の懇親会での挨拶
リラックスして気持ちが一つになるような簡潔な挨拶が適します。毎日顔を合わせて仕事をしている人同士が親睦を深めるための会ですから長い挨拶は不要です。「今日はお忙しい中、お集まりいただきありがとうございます。我が社も難しい局面を向かえており社員一同、力を合わせ乗り越えていかなくてはなりません。今日は大いに飲んで食べて親睦を図っていただければと思います。短い時間ではありますがどうぞご歓談ください。」お酒も入るのであればちょっとしたジョークは許されます。
懇親会の締めの言葉
締めの言葉は「ご歓談中申し訳ありませんが、そろそろお開きの時間となりました。今日は親睦を深め良い時間を持てたと思われます。今後もどうぞよろしくお願いいたします。」
挨拶のポイントを押さえよう
ず懇親会の目的に触れましょう。初めての顔合わせなら、これからの親睦を深めたいと一言。別れの懇親会ならこれまでの付き合いに関する感謝の言葉、職場など同じ目的の人の集まりなら近い目標などについて皆で認識し合うような挨拶がふさわしいでしょう。