日本で古くから行われている武道の一つに剣道があります。剣道においても今や国際化が進み世界選手権が開催されるまでに。最近は他国との力の差が縮まり熱戦ばかりで初心者でも楽しめます。そんな剣道の世界選手権に注目してみませんか?
剣道の世界選手権について
剣道の世界選手権は1970年に第一回大会が開催(女子は1997年からの開催)され、以後3年に1回、アジア、アメリカ、ヨーロッパの国にて持ち回りで開催されています。男女ともに日本が圧倒的に強く、団体、個人戦とも優勝をほぼ独占していますが、2006年に台湾で開催された世界選手権では団体戦でアメリカに敗れて日本は3位に終わったことがありました。韓国は日本と歴史的な繋がりが強いだけでなく、コムドーと呼ばれる剣道に似た競技があること、日本への対抗心などから代表チームは非常に強く、日本にとっては強敵となっています。
世界選手権に出場するのは警察官がほとんど
剣道は歴史的にも警察が強化、普及の柱となっており、現在においても日本のトップクラスの選手は警察官であることが多いです。世界選手権の団体戦、個人戦の代表に選ばれる選手はほぼ警察官が占め、まれに大学生や学校の先生が選ばれることも。そのため、全国警察剣道選手権大会は全日本剣道選手権大会とともに国内最高峰の大会とされています。
剣道の競技人口について
剣道は国内では約170万人の競技人口がいる一方、海外では約250万人、日本では少子高齢化のため今後は減ることが予想されますが、海外では競技人口が増えるとされています。柔道のように日本の選手が海外勢相手に苦戦する日がいつか来るかもしれません。
世界選手権は大盛り上がり!ぜひ注目を
剣道の世界一を決める世界選手権は、ここのところ男女共に団体は日本vs韓国の戦いが続いています。剣道発祥の国日本と、なんとしても日本を倒したい韓国の戦いは毎回接戦で息を飲む試合ばかり。次回の世界選手権は2018年です。ぜひ注目してください!