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知らないと怖い 旅行のキャンセル料に関する法律

旅行の予約をしたものの、急用ができてしまい泣く泣くキャンセルをしなければならなくなってしまった場合、旅行に行けなかった悔しさとともにキャンセル料が気になると思います。それぞれどのくらいキャンセル料がかかるのか、簡単に説明します。

国内ツアー旅行の場合は21日まで取消料は発生しない

国内ツアーの場合、旅行開始日の21日前までのキャンセルであれば、原則として取消料はかかりません。21日を経過した場合、20~8日前までが20%、7~2日前までが30%、前日までが50%、旅行開始後および不連絡の場合は100%の取消料がかかります。

ホテルはキャンセルする時期によって金額が異なる

取消料の規定はホテルによって異なりますが、宿泊の9日前からキャンセル料が発生する場合が多いです。以下、9日~前日までであれば20%、宿泊の当日の場合は80%、不連絡の場合は100%の取消料がかかります。

飛行機の場合はチケットの購入方法によって異なる

航空券の場合は少々複雑で、原則として発行された航空券の有効期限内または航空券の有効期限満了日の翌日から起算して10日以内に限り払い戻しができます。払い戻し手数料は出発日の前日から発生しますが、早期割引などで、通常運賃よりも安い値段で購入したチケットなどは、払い戻し率が異なる場合があるため注意が必要です。

新幹線は乗車券と特急券で手数料が異なる

新幹線の場合、乗車券と特急券で払い戻しの手数料が異なります。乗車券の場合、使用開始前で有効期間内であれば220円、特急券の場合、列車出発日の2日前までは330円、出発日の前日から出発時刻までは30%の手数料がかかります。

まとめ

各会社により規定が異なりますので、キャンセルが決まった時点で取消の連絡をすることは鉄則です。いずれの場合でも、予約をキャンセルせずに当日利用をしなかった場合は、債務不履行という形になってしまいますので、旅行に行かなかったのに旅行代を全額払うことにならないよう、予約の際にキャンセル料も確認しておきましょう。

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