アメフトの選手は皆首が太いです。それは首の鍛えているから太いのですが、何故アメフト選手は首を鍛えるのでしょうか。そのメリットは何なのでしょう。
ここではアメフト選手が首を鍛える理由と、鍛える為の筋トレ方法について紹介していきます。
首を鍛える理由
アメフト選手は筋肉をつけ体を大きくするのが大切です。その中で首を鍛えるのも重要になります。スポーツ全般的に言えることですが、怪我をしないのが重要です。特にアメフトの場合はタックル等の接触プレイが多いですし、転倒する事が多いスポーツは尚更です。仮に怪我をした場合、足を骨折した、手を骨折しただと手術をしたり、しばらく治療に専念すれば復帰する事が出来ますが、首を怪我した場合はそうはいきません。
首の怪我、特に頚椎を損傷してしまうと現役復帰どころか死に至る場合もありますし、死に至らなかったとしても頚椎損傷による下半身不随などになり、今後の生活に多くの影響を及ぼしてしまいます。アメフトは体重が100㎏を超える人達がトップスピードでぶつかるスポーツです。その衝撃は車とぶつかるぐらいの衝撃になりますので、首を痛めやすいです。こういう観点から、首を怪我し頚椎損傷等の重大な怪我にならない為にもアメフト選手は首を鍛えているのです。
首を鍛えるトレーニング その1
器具を使わないトレーニングとしてバックブリッジがあります。バックブリッジとは仰向けに寝た状態から首の力、腹筋を使いブリッジをする筋トレ方法です。効率的に鍛えるポイントが2つあります。
1つ目は腹筋に力を入れるです。バックブリッジは首の力で体を支え背中を反らせますが、腹筋がないと背中を反りすぎるので効率的に筋トレが出来ないのです。
2つ目はお尻を下げないようにする事です。腹筋が弱かったり、疲れが出てくるとお尻が下がります。そうなる事で首の筋肉へ負荷がかかりませんので、しっかりお尻を上げるといいでしょう。このバックブリッジを10×3セット行って下さい。
首を鍛えるトレーニング その2
バーベルを使いより高い負荷をかけて行うトレーニングでバーベルシュラッグです。足を肩幅に開きバーベルを両手に持ちぶら下げます。肩をすくめるようにバーベルを真上に持ち上げる筋トレ方法です。これを行う事で首や肩にかけての筋肉「僧帽筋」が鍛えられます。こちらも10×3セット行いましょう。
まとめ
アメフトやその他のスポーツで首は重要なので鍛えていく必要がありますが、首の筋トレを行う際も注意しないといけません。トレーニングを行うのであれば一人ではなく二人一組で行って下さい。