ブレストとはブレインストーミングを日本語的に略したものですが通常ブレスト会議で通じます。
ブレスト会議の進め方
議長が知っておくべきブレスト会議の進め方は大きく分けて二通り、一つはあらかじめテーマを参加者に示しておくもの、もう一つは始まってからテーマを示すもの。
前者は参加者がそれぞれ前もって考えてきたアイディアを持ち寄り、その場で突き合わせて具体的に発展させるもの、後者はより広く自由な発想で意見を交わすのに適しています。後者の場合は会議の冒頭ではテーマをあえて明かさずにテーマから離れた話しやすい話題をふり、頭と気持ちをウォーミングアップさせるという手法をとる事もあります。
ブレインストーミングで重視する4つの「無」
➀無責任
アイディアを出す時は発言に責任を課さないようにします。自由奔放にある意味無責任にアイデアを制限せずに出し合ってもらいます。
➁無茶
一見無茶と思えたり奇抜なアイディアを重視します。その場でそんなの無理!と結論を出すことは避けるようにします。
➂無数
とにかく数を優先します。質よりは量ということです。
多方面の見方、考え方が出て来るように配慮します。
➃無限
連想ゲームのように他の人の意見に次々とアイディアを上乗せして行くようにします。ブレストは複数人数で行いますが無限連鎖でアイディアの堂々巡りを回避します。
まとめ方
提出されたアイディアは様々な方向性があるのでKJ法等を使用してまとめます。
KJ法は川喜田二郎氏提案によるアイディアのまとめ方です。
一枚のカードに一つのアイディアの命題を書き込みそれをグルーピングしていきます。
各グループに主題をつけアイディアを体系化、視覚化します。
おわりに
あなたの会議をより実のあるものにするテクニックである「ブレスト」をぜひ活用してくださいね。