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「単騎待ち」、これは麻雀用語です。
名前に「待ち」とあるので牌を待っている状態のことだろうと想像できます。
今回は単騎待ちについて説明します。

単騎待ちとは

単騎待ちは「タンキまち」と読みます。
テンパイしたときに雀頭が1枚しかなく、もう1枚揃えば対子になるという状態のことです。
雀頭になる1枚だけを待っているということです。

単騎待ちの種類

雀頭の残り1枚待ちを単騎待ちと言います。
そして単騎待ちにもそのときの状況によって異なる呼び方があります。
ポン、チー、カン、などの副露によって面子がすべて晒すされている状態の単騎待ちを「裸単騎(ハダカタンキ)」といいます。
鳴けるだけ鳴いたあとの待ちですので、ここから先の方向転換はできません。

場に既に同じ牌が2枚見えている状態で、その牌で単騎待ちすることを「地獄単騎(ジゴクタンキ)」といいます。
麻雀牌に同じ牌は4枚しかなく、2枚が場に出て1枚が自分の手牌にあるということは、残り1枚しかありません。
その残り1枚が王牌にあれば、和了ることができないという地獄のように厳しい状態です。

和了れるのか

単騎待ちは一見すると和了りにくいように感じますが、意外と和了れてしまうものです。
待牌が生牌の場合、残り3枚あるわけですから自摸和でもロン和了りでも可能性があります。
待牌が字牌だと有利なことも多いです。
序盤から中盤にかけては他家が字牌を捨てる可能性はかなり高いです。
したがって、中盤までに字牌の単騎待ちに持ち込めば、ロン和了りできる可能性も高いというわけです。

まとめ

単騎待ちは雀頭の1枚だけを待つのですが、手牌の雀頭を変更できるというところが面白くもあります。
数牌待ちでテンパイしていたところに字牌を自摸で取牌できたので、待ちを字牌に変えることも可能になるわけです。
河の状況をよく見て仕掛けることが重要になります。

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