送別会での主役へのプレゼントの定番といえば、やはり花束ですよね。
日経ウーマンオンラインが実地した「働く女性の送別会プレゼント事情」では、男性の上司や同僚に対しては47.4%、女性の上司や同僚に対しては76.6%がプレゼントに花束は最適だという結果になっています。見た目の華やかさが、セレモニーを演出してくれます。
しかし、実際貰ってみると花束を持て余してしまう、という人も少なくありません。
実は花って...別にいらない?
大きな花束はその場では見栄えがよく、送る側にとってはプレゼントとして間違いないものだという認識が強いです。
しかし渡したらそこでおしまいという送り手に対し、受け取った側は、花束を持て余してしまいがちです。送別会の帰り道、お酒をたくさん飲んだ状態で大きくかさばる花束を電車で持ち帰るのが不便だという考えや、一人暮らしをしている人などは花瓶がなかったり、枯れてしまった後の処分に困ってしまうこともあります。
ましてや、引っ越しが間近に迫っていると、引っ越し作業の邪魔になってしまうことも。とくに男性は、そのように感じてしまう傾向があるようです。
しかしその一方で、やはり花束を贈られることで感慨深い気持ちを抱く人も多くいます。別れの際の感謝や激励の気持ちを、花束に感じることもあります。
そういった「気持ち」を表す贈り物として、やはり花束は今後もプレゼントの定番として使用され続けるでしょう。
本当には花が迷惑なら
ただ、どうしても花束を受け取ることに抵抗があったり、処分に困ってしまうような場合は、事前に幹事に花束はいらないと伝えておいてもかまいません。送る側としても、せっかくプレゼントを贈るのならば、喜んでもらえるものを贈りたいものです。
「すぐに引っ越しをしてしまうので、せっかく頂いてもじっくりと観賞する時間が取れずに時間が取れそうにないから」などと伝えると、角が立ちにくいです。