カラオケに60歳代の上司と一緒に行く場合、年配だからといっても程度を考える必要が有ります。60歳そこそこで、「東京ラブソディ」「青い山脈」は有り得ません。東海林太郎、藤山一朗、高峰三枝子も違います。軍歌・童謡・唱歌も同様です。それらは、彼らの心の中でもすでに「ナツメロ」に入っています。接待の意味も含めて選曲するなら、情報収集が大切です。
JOYSOUNDのデータ
JOYSOUND(株式会社エクシング)が、年代別年間ランキングを発表しています。そのデータによると、60代では演歌・歌謡曲が圧倒的な支持を得ています。
60代年間ランキング
10位 ふたり酒(川中美幸)
9位 ハナミズキ(一青窈) 30代では6位でした。40代では3位、50代では2位と多くの世代に人気です。
8位 みだれ髪(美空ひばり) 大歌手は不滅という感じです。
7位 愛のままで・・・(秋元順子)
6位 北の旅人(石原裕次郎) 大スターの人気は衰えません。
5位 さざんかの宿(大川栄策)
4位 酒よ(吉幾三)
3位 天城越え(石川さゆり) 40代では11位、50代では5位と人気です。
2位 津軽海峡・冬景色(石川さゆり) 50代では7位でした。
1位 南部蝉しぐれ(福田こうへい) 50代以下ではトップ20にも入ってなくて、突然1位というのがいかにも60代のランキングです。
世代を超える歌
以上の様に見ていくと、60代以外の年代でも上位にランクインしている曲が有ることがわかります。ハナミズキは30代から60代まで人気で、30代の社員の方は練習なしで歌えます。天城越えは40代以上なら歌えます。津軽海峡・冬景色は50代でも歌えます。
まとめ
60代の上司と練習なしでも歌えそうな歌は、30代では「ハナミズキ」です。40代では「天城越え」、50代の人は「津軽海峡・冬景色」です。なお、世代を超えたビッグヒット曲「ありのままで(松たか子)」は、10代・20代で2位、30代・40代・50代で1位、60代でも14位と人気です。これらの曲は、比較的すぐに歌える可能性がありオススメです。