「クリスマスローズ」は下向きに咲く花で、紫や淡いグリーンとクリーム色などの魅力的な色をしています。そんなクリスマスローズの上手な育て方について紹介します。
苗を購入して植え付ける
苗選びのポイントです。株元が太くて安定感があり、葉が大きく株とのバランスが良い苗を選びます。10月~3月店頭に並びますが、真冬の1~2月の植え付けは避けます。冬は寒風が当たらず夏は風通しが良いのがベストな場所です。土の配合は赤玉土5~6割、腐葉土3~4割、パーライト1~2割、根腐れ防止剤(ゼオライト)、有機石灰のカニ殻(キトサン・土を中性にします。)にするとよいでしょう。
水遣りと肥料
水はけの良い土を保ち、土の表面が乾いたら水をやります。夏に水をやりすぎると根腐れを起こすので注意します。肥料は9~4月の活動期に与えます。5~8月の間の肥料やりは避けます。葉の栄養状態によって、数回に分けて緩効性の化成肥料(マグァンプKなど)をあげましょう。
病気、害虫、植え替え
病気や害虫は付きにくく、世話をしやすいと言えます。株分け・植え替え時期は9~10月、または3月頃が適します。鉢植えなら1~2年に一回ほど一回り大きな鉢に植え替えます。根の周りの土は残しつつ、他は新しい土を入れます。庭植えなら4年以上たった株を株分けします。根を痛めないようやさしくほぐして、ハサミやナイフなどで分けます。1ヶ月ほどしたら肥料を与えましょう。
まとめ
クリスマスローズの花言葉は「いたわり」です。きれいな花を咲かせてあげてくださいね。