麻雀には「チー」と呼ばれるものがあり、簡単に言うと人の牌を使うことができる技になります。ではチーはいつ行うことができるものなのでしょうか。
チーとは
麻雀では人の捨てた牌を貰ってくる行為を「鳴き」と呼ぶのですが、「チー」もその鳴きの一種になります。
上記で簡単に説明しましたが、「チー」は自分の手牌に必要な牌を上家(左隣の人)の捨て牌から貰ってくるものになります。麻雀は3枚1組の牌の組み合わせを作っていくものですが、チーは順子(シュンツ)を作る時に行うものになり、必ず左隣にいる上家の人が捨てた牌から行うことになります。またチーを行うと貰った牌とそれでできた順子を倒して場に置くのですが、貰った牌を一番左に置いて横に倒すようにして出します。そして、1枚貰った分手牌の数が多くなるため、不要な牌を1枚捨ててチーでの行動は終了となります。
タイミング
チーはリーチをしていない場合に行うことができるものになります。左隣の人が必要牌を捨ててくれたタイミングで「チー」と宣言し、チーで作る順子を倒して牌を貰います。注意点としては、チーは上家が捨てた最新の牌のみに対応するので、それ以前の牌では行うことができません。
メリット
チーをするメリットは、役の完成までの速度が早くなることにあります。チー以外の「鳴き」でも同じことが言えますが、役の必要牌を全て自分で引くよりも、他の人が捨てたものでも完成できるならばそれだけ速度が上がります。鳴きをするとリーチができなくデメリットもありますが、チーをしても完成できる役であるならメリットにもなります。
終わりに
チーは左隣の上家以外からは行うことができないという点を覚えておきましょう。またリーチができないということは門前では無くなり、1翻減ってしまうことも覚えておきましょう。