麻雀には、様々なローカルルールというものがあります。
今回は、そんなローカル役の中でも役満にだけスポットを当ててみました。
公式のルールでは、役満扱いにならないもので、地方やその試合のみ有効になる特殊なものです。
もしかしたら皆さんの中にも、知っているものがあるかもしれないので見てみてくださいね。
大車輪
こちらの大車輪という役満。
ピンズの2~8を対子で7組揃えるというローカル役満です。所謂、ピンズの清一色(チンイツ)の七対子ですね。
何故これが大車輪かと言うと、ピンズを車輪に見立てているからです。
割りと有名なローカル役満で採用している雀荘・ゲームも多いのではないでしょうか。
しかし、役満にならなくても断幺九(タンヤオ)・二盃口(リャンペーコー)・清一色(チンイツ)で10飜確定しているので恐ろしいですね。
大七星
続いては大七星(ダイシチセイ)です。
これも形は七対子なのですが、全て字配(東・南・西・北・白・発・中)という構成になります。
無論、そのままでも七対子字一色(チートイツツーイーソー)で役満確定なのですが、大七星が有りになるとダブル役満(二倍役満)扱いになり親96000/子64000になります。
今までリアルで1度も見たことがありませんね。個人的には、九蓮宝燈よりも有り得ない役だと思います。
役満ではなくルール自体もローカル
いかがだったでしょうか。
今回ご紹介したのは、役満でほんの一部になります。
中には、先ツモ(上家が河に配を切る前にツモる)有りだったりルール自体もローカルな場所があったりします。
もし地方の雀荘にお出かけの場合には、お店のルールをしっかりと確認しておいた方がいいのかもしれませんね。