人狼というゲームをご存知ですか?
人狼ゲームとは村人サイドと人狼サイドに分かれて戦うテーブルトークRPGで究極の心理戦ゲームです。
近年ではバラエティ番組や映画になったことで話題にもなりました。
一口に人狼ゲームと言ってもスマホアプリやオンライのチャットや掲示板で行うものやリアルで行うものなど様々です。
そこで、初心者でもわかりやすい人狼ゲームのやり方をまとめてみました。
今回説明をシンプルにするためGM1人、人狼1人、占い師1人、村人3人の計6人で実際にテーブルに着席してゲームを行うものとして説明します。
役の説明
人狼にはいくつかの役が決められています。
今回はGM、人狼、占い師各1人ずつ、村人3人でゲームを行います。
GM
ゲームの進行役、ゲームマスター
GMは誰がどの役を知ることが出来ます
基本的にGMはゲームの進行役でありゲームに参加することはありませんがゲームが高度になってくるとGMも役決めに参加→初日の夜の犠牲者となる場合もあります
人狼
人の皮を被った狼
昼間は人を襲うことはないが夜のターンになると村人を1人ずつ襲っていく
人狼と村人が同じ人数になると人狼の勝ちとなる
占い師
特殊能力の持ち主
村人サイドの役で、夜のターンに誰か1人指名して人狼か村人かを知ることが出来ます
村人
ただの村人
出来ることは誰が人狼であるか推理考察することと吊る人(昼間の投票で処刑する人)を投票することだけです
まずは役を決めよう
人狼ゲームにおいて重要なのが『役決め』です。
まずはじゃんけん等でGMを決めます。
次にGMが役決めに使うカード(役の書いたカードやトランプ)を残りの5人に配ります。
配られた人は、周りに知られないよう自分の役を確認します。
ゲームの進め方
初日夜のターン
GMのアナウンスによりゲーム開始です。
GMが「最初の夜です。皆さん顔を伏せてください」と言ったら全員顔を伏せます。
GMはそれを確認してから「人狼の人は顔を挙げてください」と言い、人狼が誰かを初めてここで確認します。
人狼が顔を伏せたことを確認して、次に占い師が誰かを確認します。
占い師は顔を挙げたら指名したい人を指さします。
GMはその人が人狼か村人かを教えてくれます。(事前に合図を決めておくとよいでしょう)
占い師が顔を伏せた時点で初日夜のターンは終了です。
初日昼のターン
GMの「この中に人狼が混ざっています。皆さんで話し合って人狼だと思う人を1人決めてください」いうアナウンスで昼のターンが開始になります。
全員で3~5分くらいの話し合い人狼が誰かを決めます。
(話し合いの時間も事前に決めておきましょう。5人で話し合う場合このくらいの時間を目安にしてください)
話し合いが終わると処刑の時間です。
無記名投票や全員で一斉に指を指すなどして吊る人を決めます。
無事に吊る人を決まられたら昼のターンは終了です。
この時吊られた人(Aさん)は今後のゲームにおいて一切の発言権を失いますのでテーブルから席を外します。
2日目夜のターン
仮にAさんが人狼だった場合人狼はいなくなりゲーム終了で村人の勝ちとなります。
Aさんが人狼ではなかった場合、初日初日同様、全員が顔を伏せた状態でGMが人狼に誰を襲うか指さしてもらいます。
次に占い師に誰か1人指名させ、人狼か村人かどうかを教えます。
昼間に占い師が処刑されていてもこれは必ず行ってください。
2日目昼のターン
GMにより昨晩の犠牲者が発表されます。
この時犠牲者となった人(Bさん)はAさん同様テーブルから外れゲームの傍観者となります。
再び残りの3人で話し合いを行い吊る人を決めます。
3日目夜のターン
昼のターンで吊られたのが人狼であれば村人サイドの勝ち、逆に吊られた人が村人サイドの人の場合は人狼と村人サイドの人の人数が同じとなるため人狼の勝ちとなります。
まとめ
ざっくりとゲームの流れをまとめてみましたがいかがだったでしょうか。ゲームに慣れてくると、全体の人数を増やしたり特殊能力者を増やしたり人狼を増やすことが出来ます。人数や役を増やすことで、誰が村人サイドで誰が人狼サイドなのか互いに探り合い騙し合いながらゲームを進めていきます。
さああなたも究極の心理戦ゲームに参加してみませんか?