冬の訪れとともに、街に美しく飾り付けられるイルミネーション。誰でも楽しめるイルミネーションスポット、今回は京都丹波から二つのイベントをご紹介します。
京丹波の冬ほたる
NPO法人「丹波みらい研究会」により、2005年、台風23号の被害からの復興と地域振興を目的に始められた冬ほたる。京丹波の琴滝公園で行われ、回を重ねるごとに大規模となり、美しい琴滝を、何と約70万球のイルミネーションで彩ります。川や滝など、自然の造形を生かしたつくりがアピールポイント。
12月中旬から下旬頃まで開催、17:00から22:00までの点灯です。250メートルの遊歩道を、イルミネーションを鑑賞しながらの散歩が楽しめます。ぜんざいやにしんそばなど、丹波の名物を使った料理の屋台も用意されています。
アクセスは、JR園部駅・東口からJRバス桧山行きで25分、琴滝道で下車して徒歩25分となっています。防寒をしっかりしていきましょう。
2014年は京都縦貫自動車道の工事のため中止となってしまいましたが、道路開通後には10回目の開催が予定されているそうです。
京都最大規模! 京都イルミエール
一方、南丹市のるり渓温泉で行われるのが京都イルミエール。2012年に始まるこのイルミネーション、何と電球数100万というのですから、驚きです。京都府最大の規模で、11月から4月上旬までと、開催期間も長いこのイベント。絶景のオーロラなど、おとぎの国をテーマとしたイルミネーションは、入場料の1000円を払う価値が十分にある華やかなものです。
東日本大震災などのチャリティーの一環として始められ、売上金の一部は災害などの復興義捐金・支援金に充てられます。
アクセスは、大阪や神戸からも近く、能勢電鉄日生中央駅、JR園部駅からはるり渓温泉まで無料送迎直通バスが出ています。
山間なので防寒だけはしっかりしていきましょう。車の場合、スタッドレスタイヤかタイヤチェーンの用意が必要です。路面凍結があるので、滑りにくい靴が必須です。
京都・丹波で行われる、二つの大きなイルミネーションイベントをご紹介してみました。皆さん、どちらも見逃せませんよ。是非足を運んでみてくださいね。