麻雀にはたくさんの役があります。
中には少し変わった成り立ちの役もありますので、一部をご紹介します!
国士無双
「世に並び立つものはいない」という四字熟語でもあるこの役。
ヤオ牌13種(萬子・筒子・索子の1と9計6個に字牌7種)を全て揃え、どれか1つを頭(同じ牌2つ)とすることで成り立ちます。
大四喜
風牌(東西南北)を全て刻子(もしくは槓子)で揃え、それに頭をつけることで成り立ちます。
大きな四つの喜びという名の通り、発祥地の中国で喜ばしいとされる四つのことを意味しています。
その四つのこととは「長い日照りの際の雨」「思いがけない場所での古い友人との再会」「新婚初夜」「科挙(昔の中国の国家試験)の合格」です。
紅一色
「紅色が使われている索子(1、5、7、9)」と「中」のみで和了することで成り立ちます。
緑一色(「緑色だけが使われている索子(2、3、4、6、8)」と「發」のみで和了)と対をなす役です。
九蓮宝燈
「和了したら死ぬ」とまで言われているほど和了が難しい役です。
同種牌で1と9を3枚、2〜8を1枚ずつ揃えます。
その他に同種牌の2〜8のどれかがあれば和了となります。
文字で表すと「1112345678999と同種牌1牌」という形。
以前は萬子だけに認められていた役ですが、現在では筒子や索子でもよいということになりました。
別名:天衣無縫(完全無欠な様)、Heavens Door(天国の門)
さて、いかがでしょうか?
どれも和了が難しい役ばかりです。
しかし麻雀を嗜む者ならば一度は和了してみたい役でもあります。
いつか和了できることを夢見ながら、今日も洗牌の音を響かせましょう!