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クリケットはダーツゲームの中でも戦略性が高く、初心者には難しいと感じる方もいるかもしれませんが、一度覚えてしまえばクリケットのゲーム性に魅力を感じることでしょう。アメリカでは、ゼロワンなどよりもクリケットの方が人気が高くあります。ルールを見ていきましょう。

クリケットとは

簡単に言ってしまえば、クリケットはダーツでの陣取りゲームとなります。ダーツの基本の1ラウンドワンスロー(3投)はそのままに、プレイヤーは互いに陣地を取り合いつつ点数を獲得していきます。取るべき陣地は決められており、15から20までのナンバーエリアと中央のブルを取り合います。その他のナンバーエリアは無効エリアとなります。シングルエリアに入ると陣地を1マークし、ダブルエリアで2マーク、トリプルエリアで3マークとなり、合計で3マークするとその陣地を獲得となります。獲得した陣地エリアは、次のスローから得点としてカウントされていきます。3マークで陣地を獲得することを「アライブ(またはオープン)」と言い、アライブされた陣地エリアは他のプレイヤーがダーツを入れても得点にカウントされません。ですが、アライブしたエリアを他プレイヤーが3マークすると無効となり、自分もカウントされなくなります。この無効エリアにすることを「クローズ(またはキル)」と言いますが、3マークすることを全てまとめてクローズとだけ言う場合もあります。クリケットはいかにアライブで得点をするか、または相手のアライブをいかにクローズするかに掛かってきます。

クリケットの勝敗

クリケットの規定ラウンド数は20であり、それに達した場合は得点の高い方が勝者になります。そして、もう一つの勝敗のつけ方として、相手プレイヤーを上回る点数の状態で、全てのエリア(15から20とブル)を3マークして自陣とした場合も決着が付きます。
クリケットは戦略性にとみ、今は陣地を増やすべき時なのか、それとも加点するべきなのかと、色々と考えながらのゲームになるでしょう。相手の方が狙うのが上手くとも、クローズしてしまえば加点を防げます。ルール自体は簡単ですが、それ故奥深いダーツゲームともなりえます。

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