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柔道や空手と並ぶ日本の武道である剣道は、世界中に愛好家がいます。
また、侍や刀といった言葉は、外国の方にも有名な日本語の一つですね。
先日の東日本大震災では、日本人の武士道精神が世界中のメディアから注目されました。

まずは剣道の歴史から紐解いてみましょう!

1.剣術から剣道へ

江戸時代になり平和になったことで、剣術は人を殺す技術から武士としての人間形成を目指す「活人剣(かつじんけん/かつにんけん)」へと変わっていきました。明治維新後は、武士階級の廃止や帯刀の禁止令により、剣術は下火になってしまいます。
しかし、警視庁を中心に復活の兆しが見えはじめ、大正時代に「剣道」と言う名称になりました。
第2次大戦敗戦後、GHQにより剣道は抑圧されていましたが、今日では老若男女問わず多くの愛好家がいます。

剣道の歴史は思った以上に波乱万丈であったようですね。

2.武士道とは?

武士道とは、自分の利益だけでなく他者のことも思いやって自らを律する心、「日本人の道徳、行動の美学」であるようです。

東日本大震災では、暴動を起こすことなくガソリンスタンドで順番待ちをする等秩序を保った行動や、辛い状況でも笑顔で互いに協力し試練を乗り越えようとする日本人の姿が、「武士道精神」として海外のメディアに取り上げられました。

3.まとめ

人間形成を目指す「活人剣」の精神が、剣道の中にも「武士道」として生きているのでしょう。
世界に称賛される日本人の心、「武士道」を大切にしていきたいものですね。

 

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