村人の中から狼を発見して吊っていく、推理と心理戦の楽しいゲーム、人狼。ですが、特殊な用語も多いため、初心者には少し参加しにくいところがありますよね。
そこで、今回は人狼用語「ローラー」を解説してみました。
ローラーとは
「ローラー」とは、特定の範囲の人を順番に全員吊ってしまうことです。おおむね役職者が対象となります。占いローラー、霊能ローラーなどがよく行われますよね。
言葉を省略して「ロラ」ともいいます。 ロードローラーで纏めてひき潰すさまをイメージした言葉かと思われます。
ローラーのメリット・デメリット
本物の役職者は、普通の編成では一人ですから、残りは狼、狂人、狐など人外(村人陣営以外)の騙りです。つまり、全員吊ってしまえば、確実に人外が吊れる訳です。吊る対象が多くなればなるほど、メリットが大きくなります。例えば、占い師が4人CO(カミングアウト。
自分の役職を告白すること。)しているところをローラーすれば、人外が3吊れることになります。 デメリットとしては、もちろん、真の役職者を吊ってしまうことです。確実に一人村人側を吊ることにもなりますし、狂人も村カウントですから、内訳が本物と狂人のところをローラーしてしまうとだいぶ無駄をしたことになります。
ローラーは吊り数に余裕のある序盤に行われることが多いようです。
霊ロラとライン戦
霊能者はローラーされやすい役職です。複数COがあった場合問答無用で霊ロラ(霊能ローラー)というセオリーも一時期存在したほどです。グレランでも指定でもなく霊ロラすれば、狩人を吊りから保護して潜伏させておけるなどのメリットも存在しますが、霊能者を吊らずに残しておくことも十分検討に値します。
占いとのラインが繋がる(占い結果と霊能結果が一致する)かを見ていくやり方です。占い2、霊能2の場合、真同士はもちろんラインが繋がりますし、普通は騙り同士もラインを繋げてきますから、一人人外を見つければ、そこから芋づる式に狼を発見できます。こちらを選択するメリットも十分あると言えるでしょう。
役職COが無闇に重なった時はローラー戦術で一気に処理してしまうのもありですね。ですが、思考停止して何でもローラーというのも考え物です。状況を見て判断していきましょう。
まとめ
いかがでしたか。ローラーという用語を理解できましたか。人狼にはその他たくさんの人狼用語があります。みなさんも用語を理解して、人狼ゲームを楽しんでくださいね。