誰だって、大人なってからいきなりスポーツを始めることには不安があると思います。
そこで、今回はあらゆるスポーツから「柔道」をとりあげ、
さまざまな不安を切り口に柔道をとらえてみることにします。
体力的な問題はないの？
実際は、技術のすべての基本となる「受け身」から習得し、
実践的な技術の獲得のためウェイトトレーニングや走り込みなど、
基本的な体力づくりから始めてゆくので、不安なく始めることができます。
ケガが心配！
まずはしっかりとストレッチを行って筋肉をほぐすことです。
また、基本技術の「受け身」は、ダメージから身を守るためにあります。
また、柔術系統の格闘技は、ボクシングなどの打撃技によるものと違って、
相手から直接ダメージを受ける機会は少ないのです。
大人からでも強くなれるの？
柔道は、他のスポーツと比べると、かなり「形式的（理論的）」です。
例えば、キックボクシングにおいて、
攻撃手段となるキック、パンチには選手それぞれの打ち方があって、選手ごとに大きく違いが出ますが、
柔道ではこの攻撃の「形」が一定化されているため、選手ごとの違いの幅が小さいのです。
このような形式（理論）を学ぶにあたって、それを理解するためにはある種の「読解力」が必要なので、
技術の格闘技である柔道はむしろ、大人のほうが適性がある、という見方もあります。
こういったことから、成人後でも有段者を狙いやすい格闘技としても知られているのです。
気になる方は是非一度、近くの道場を訪ねてみましょう。
