送別会では、出席者の中で最も役職・地位が高い人に、「送別の挨拶」をしていただき、その後「乾杯の挨拶」が行われます。
「送別の挨拶」までは通常同じ形なのですが、問題はその後の「乾杯の挨拶」を誰に頼むべきかです。
この「乾杯の挨拶」を誰に頼むかについては、いくつかのパターンが有ります。
「送別の挨拶」をする人がそのまま
「送別の挨拶」の流れで「一番役職の高い人」に乾杯の挨拶を頼む方法です。流れ的にスマートで問題ありません。
尚、主役(送られる人)が出席者の中で最も地位が高い人(例えば部長など)の場合は、二番目に地位の高い人に「送別の挨拶」を頼みます。
直属の上司
日頃の仕事において、主役の直属の上司に乾杯の挨拶お願いする方法もあります。
よく使われるパターンです。職場の直属の上司ともなると、いろいろな思い出もあり感慨が深くなります。
最も親しい人
職場で主役と最も親しく接している人に頼みます。
同僚から送別会をしてもらっているという親近感が有り、いよいよ職場の仲間から離れるという臨場感が有ります。
威勢の良い社員
少し変化をつけて、「若くて、威勢の良い社員」にしてもらうのもエネルギーに溢れて良いものです。
会の雰囲気を明るく活気に溢れたものにするには、この企画が良いのかもしれません。
内輪の送別会
また、内輪の送別会(親しい人だけの送別会)では、誰が乾杯の挨拶をするかについて、特に決まりはありません。
送別会の乾杯の挨拶は、送られる人の立場や状況を考えておこないます。めでたい場合は比較的簡単ですが、意に沿わない左遷などの場合は言葉に気を付けなければなりません。