スイングの時に「チャーシューメン!」と言うといいなんて話、ゴルフ経験者なら耳にしたことがありますよね。
実はアレ、効果がないらしいんです。
ちょっとスイングの掛け声について学んでみましょう!
「チャーシューメン」はどこからきた?
スイングの時の「チャーシューメン」は、ゴルフ好きのおじさん達が生み出したネタ!というわけではないんです。
実はあの掛け声は、ちばてつや原作の『あした天気になあれ』というゴルフ漫画から生まれて流行したんだそう。打ち急ぎ防止にうってつけの魔法の言葉として、漫画の連載が終了して20年以上経つ今でも語り継がれているんです。
でも「チャーシューメン」じゃダメらしい
「チャーシューメン」のテンポで行うスイングは以下の通り。
1)セット→バックスイングの動きが「チャー」
2)トップ→インパクトの動きが「シュー」
3)インパクト→フォロスルーの動きが「メーン」
最初のバックスイングで力みすぎる人が多い為、「チャー」の掛け声によっていい具合に力が抜けるのが良いところです。
ところが「チャー・シュー・メン」だと3拍子の為、フオロースルーの後のフィニッシュが抜けてしまうんです。昔は3拍子が普通だったのかもしれませんが、今では4拍子。つまり従来のテンポで「チャーシューメン」って叫んでも無意味なわけです。
「チャーシューメン」難民になったら…
4拍子に切り替えるべく、「チャーシューメン」の卒業を考えている方。急にやり方を変えるとうまくいかなくなるなんてこともありますよね。
ロスト「チャーシューメン」にならないように、ふたつの方法をご紹介します。
ひとつめは、単純に「チャーシューメン」に一言プラスして4拍子に進化させる方法。例えば「チャーシューメン大盛り」など、オプション追加すれば4拍子に!
次の方法は、掛け声のタイミングを変えるやり方。例えば最期のインパクトを「メ」、フォロースルーを「エ」、フィニッシュを「ン」といった具合に言葉を区切って4拍子に!
このふたつの方法なら「チャーシューメン」を貫くことができますよ!
4拍子スイングになるように練習しよう!
3拍子の「チャーシューメン」スイングが間違っていたなんて、ちょっとショックですよね。
同じようなスイングをやっている友達が身近にいれば、その子も巻き込んで一緒に4拍子スイングが出来るように頑張りましょう!