今では当たり前のように見ることができるイルミネーションですが、どのようにして誕生したのかその起源について知っていますか?今回は皆さんが知らないイルミネーションの起源についてお教えします。
最初のイルミネーションはロウソク
イルミネーションの起源は16世紀にまでさかのぼり、宗教改革で知られるドイツのマルティン・ルターが夜の森の中できらきらと輝く星を見て感動し、木の枝にたくさんのロウソクを飾ってそれを再現しようとしたのが始まりだと言われています。
クリスマスイルミネーションの始まり
イルミネーションが誕生した時代にはまだ電球がなかったので、最初のクリスマスイルミネーションは今のような電球ではなく木の枝にロウソクを飾っていたんです。きらきら輝く電球も良いですが、ゆらゆら揺れるロウソクの灯りも雰囲気があって素敵ですよね。
電球の発明によりロウソクから電球へ
今ではおなじみの電球イルミネーションの起源は皆さんご存知のエジソンが白熱電球を発明した1879年になります。そしてその3年後の1882年にマンハッタンで900棟のビルに1万4000個もの電球を飾ったデモンストレーションを行い、これが最初の電球イルミネーションとされています。これ以降、ロウソクの代わりに電球が使用されるようになっていったのです。
「光を飾り付ける」という斬新な発想
光というのはもともとは人々の生活のために必要なもので、その光を飾り付けて見て楽しむということがすごく斬新な発想だったのですね。意外と知らないイルミネーションの起源、ぜひお友達にも教えてあげてくださいね。