バーベキューで食べるお肉や野菜は室内で食べるのとは違って格別においしいものですね。でも・・豪快に焼いてたらふく食べたあとのコンロの掃除は、ちょっと嫌なものです。バーベキューコンロの掃除法をご紹介します。
どうしてコゲ付くのか
まずバーベキューを始めるとき、網や鉄板をよく焼く必要があります。この焼きが足りないとすぐにコゲついてしまいます。次にたれ。焼き肉のたれには砂糖やみりんなど糖質の調味料が入っています。たれはしつこくコゲ付かせ煙を出す原因であり、焼けたおいしいにおいの素でもあるのです。たれに漬け込んだお肉は少しにして、あとはお皿でたれを付けて食べるスタイルにすると楽です。
バーベキュー直後の網にすること
コンロを使い終わったら、網はそのままよく焼いてコゲなどを落とします。燃やしてしまうことでかなりのコゲが落とせますから、その後のお手入れも楽になりますよ。炭の火力があればそのままのせておく、またはアルミホイルをかぶせて残った炭の火力で焼くのも効果的です。炭に火力がないならガスバーナーで上から焼いてしまう手もあります。
バーベキュー網を洗うには
金属ブラシやスチールたわしで洗います。その場合、重曹水をかけて10分おいて、クレンザーとブラシで擦るのが時間と手間を最小限にするコツ。重曹水はスプレーボトルに小さじ1の重曹と水をいれておくだけです。きれいになったら水洗いして乾かし軽く油を塗っておきます。サビの原因を作らないことが長持ちする秘訣です。
鉄板を洗ってお手入れ
鉄板は焼きそばやハンバーグなど調理することに使われますね。調理を開始する時点でよく熱して油を適量引くことを忘れずに。調理中は誰も食べずにコゲとなっている食材などは取り去ります。洗う時は重曹と水を入れて一度沸騰させます。少しおいておくとコゲが浮いてきますよ。強い力でゴシゴシ擦るより手間がかかりません。水洗いしたら一度鉄板を熱して油をひきましょう。
バーベキューコンロ本体
炭が入るコンロ本体にも調味料や食材の脂分などが落ちて汚れがつきます。炭を取り除いた後でそれらも掃除しましょう。重曹でも落ちにくい脂汚れがあれば「セスキ炭酸」をおすすめします。セスキ炭酸は重曹よりもアルカリ度が高いので、手袋をして重曹水のようにスプレーして使います。掃除をしたくない人にはバーベキューコンロ用の大きいアルミホイルが売られています。コンロの内側にぐるりとアルミホイルを敷いてバーベキューするだけです。ちょうどアルミホイル製の内箱になるわけですが、注意点は空気口をふさがないこと。これだけ気を付けましょう。
手順を踏んで掃除しよう
いきなり水をかけて力まかせに洗うことは汚れも落ちにくく労力の無駄になります。焼き落として、コゲをふやかせて、ブラシで洗う、この手順を踏んで掃除しましょうね。そして次に使うためのお手入れもしましょう。