バレーボールで派手にボールを拾いにいって、サポーターをしてない為に怪我をした経験がある人は沢山いることでしょう。自分もバレーボール部時代にはよく怪我をしたものです。ここでは“サポーター”について紹介します。
バレーボールのサポーターは4種類
正確に言うと、肘、膝、腰、足首の四か所のサポーターがあるんですが、一般的に使われているのは、肘と膝のサポーターでしょう。ダイビングレシーブ、回転レシーブを常にやられる方は、怪我をしない為にもサポーターを着用しましょう。また、足首や腰のサポーターも怪我を防止してくれますので必要になってきます。
サポーターはユニフォームの一部(1)
バレーボールの試合の規定に、ユニフォームに関する規定があります。それは、チームで色や形状が統一されていることです。膝や肘に使うサポーターもユニフォーム同様の扱いにあたるケースもあります。5人が黒のサポーターで1人だけ白のサポーターというのは違反にあたるケースも存在するということです。部活などでバレーボールをされる方は覚えておきましょう。
サポーターはユニフォームの一部(2)
上では、サポーターもユニフォームの一部として統一感が求められると記載しましたが、国内競技員会の規定では、身体を守る医療を目的としたサポーターに規定は無いと定められています。要するに、サポーター類は自由に選んで良いということです。このようなケースも存在しますので、参加する大会規定がどのようになっているかを確認しましょう。
バレーボールサポーターの疑問
そもそも安全性を重視したり、過去の故障場所を守る為に着用するのがサポーターの役割です。膝を過去に怪我した経験がある人には、膝のサポーターには拘りたいものです。「チームがこのサポーターだから」と安易にサポーターを決めてしまうのは、怪我の再発に繋がってしまう恐れがあります。少し古臭いと思えるような規定が、未だに生きている事に少し疑問を覚えてしまいます。
日本バレーボール協会の公認制度
日本の6人制バレーボールを統括するトップ機関が、「日本バレーボール協会(JVA)」になります。この日本バレーボール協会でも、サポーターの規定が設けられています。「自分に合ったサポーターを自由に選べる」という当たり前のような選択は、この機関で改正が成されない限り難しいでしょう。
パット有りのサポーターが便利
サポーターには、パット有りのものと、パット無しのものがあります。動き易く、軽いものは“パット無し”になりますが、安全性を重視するのであれば、パットが入ってるものの方が良いでしょう。子供さんにバレーボールを教えるような場合は、パット有りのものを選んであげましょう。
ミズノとアシックスもサポーターを販売
男子日本代表(龍神NIPPON)のユニフォームを手掛ける“アシックス”。女子日本代表(火の鳥NIPPON)のユニフォームを手掛ける“ミズノ”。どちらもバレーボールのサポーターを発表しています。サポーター選びに迷ったら、この2メーカーを候補に入れてみては如何でしょうか。
怪我から身を守るサポーター
現在の日本バレーボール協会で定めるサポーターの規定は、色やデザイン上の部分になります。未来のある若い選手が怪我で消えていかない為にも、安全性に重点を置いた規定改正が望まれています。