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社員旅行のしおりに書いておくべき注意事項は?

楽しい社員旅行。日々の仕事の疲れを癒す最高の思い出となるように、旅行のしおりは1か月前くらいから用意し始めましょう。

しおりには、どんな事を書いたらいいのか、今回はしおりの書き方についてまとめました。

 

しおりのサイズ

しおりは、旅行中に何度も手に取るものなので、ズボンのポケットやすぐに出せるところに入れる人が多いです。

そのため、大きすぎると持ち歩きに不便ですし、小さすぎると書いてある内容が読みにくくなってしまうので、A4を半分に折ったぐらいのサイズがちょうどいいです。

 

しおりに書く内容

しおりは、社員旅行に参加する人が、他の資料がなくても、しおりだけで、旅行の日程や内容、注意事項など、旅行に必要なことが理解できるように、充実した内容になることが大切です。

基本的には、社員旅行の題名・タイトル、旅行のテーマ、参加メンバー、旅行日時・集合場所、ホテルの部屋割りやバスの座席表、日程表・スケジュール、地図・周辺情報、持ち物リスト、メモ・フリースペース、連絡先・注意事項といった項目を書きます。これは、一般的なしおりにのせる項目なので、すべてを書く必要はありません。

例えば、「持ち物は自由でいい場合」は、持ちものリストは省いてかまいません。ですが、「特別な持ち物を持ってきてほしい場合」は、持ち物リストの項目が必要になります。

題名:旅行にタイトルをつけると、盛り上がります。表紙に「旅のしおり」以外に、例えば、「春の京都~お寺巡りの旅~」や「紅葉鮮やか!秋の日光」など、旅行の興味をそそるようなタイトルを考えてみましょう。

テーマ:旅行のテーマをもつと、旅行の目的が明確になります。テーマとは、食べつくしツアーだったり、アニメや漫画の聖地巡礼ツアーなど、旅行の核となるものです。テーマがあることで、スケジュールも組みやすくなりますし、目的がはっきりすることで、参加者の意思統一ができます。

参加メンバー、バスの座席、ホテルの部屋割り:一覧にするだけでもいいですが、書き方次第で距離が縮まったりもしますよ。

スケジュール:日程表をいれることで、スケジュールを参加者全体で共有できます。時間に気を付けることで、行き当たりばったりにならず、限られた時間を有効に使うことができます。特に、「ここに必ず行く!」や、「この時間は決まっている!」というポイントがあれば、それも明記しておくといいでしょう。

旅行先の情報:地図や観光情報など、旅先の情報を載せることで、より楽しみになってくるものです。何も調べずに行くよりも、下調べをして行く方が旅行は楽しくなります。

リスト:忘れ物があるだけで、旅行は一気に楽しくなくなってしまいます。旅行での忘れ物がないように、リストを作っておくのもいいでしょう。

メモ欄・フリースペース:何を書いたらいいのかわからずに、白紙のまま終わってしまうという方も多い項目ではありますが、いろいろな利用方法を考えて、旅行参加者に提案することで、有効に使いましょう。

連絡先:旅行中の万が一に備えてあると便利な項目です。宿泊先のホテル、観光スポットの連絡先や交通機関や旅行代理店、念のため、周辺の病院等の連絡先も入れておいたら安全でしょう。参加者や旅行代表者の連絡先を入れておくのもいいのですが、もししおりを紛失した際、個人情報が他者に知られてしまう可能性もあるので、考えなければならない点です。

注意事項:旅行中は、なにかと羽目を外しがちです。トラブルが起きないように、事前に注意喚起をしましょう。

注意事項

社員旅行では、個人行動をしてしまったり、お酒を飲み過ぎてしまったり、一人で機嫌が悪くなってしまったりと、こういう人が一人でもいると、楽しい旅行もつまらなくなってしまいます。

こういったことが起きないように、事前にしおりに注意事項や約束事を書いておくことで、事前に参加者に知らせることができ、問題となる行動を取らないようにさせることができます。

書く内容は、旅先によっても異なり、特に海外旅行の場合、文化の違いからマナー違反や法律違反なことをしてしまう可能性もあります。こういったマナーや法律について事前に知らせることも大切です。

また、ケンカ禁止、時間厳守、五分前行動などの決まりごとや、真面目なことだけでなくネタを混ぜて、お菓子は300円以内や食事のお残しは許しません、遅刻したら罰ゲームなど書いてみてもおもしろいです。

堅苦しいルールや偉そうな書き方で書かれていると、読んだときに嫌な気分になる人もいます。特に、行動を縛るルールや上から目線な表現は避け、なるべく優しい表現で書くことが大切です。例えば、「注意事項」ではなく、「約束事」などと表現を変えることも一つの方法です。

まとめ

旅行のしおりは、旅行を楽しくするために大切なものです。書き方や内容次第で、しおりを読む人も楽しくなったり、逆に嫌な気分になってしまったりすることもあるので、文体や書き方には気を付けることも必要です。

楽しい思い出となるように、しおりが少しでも役に立つといいですね。

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