送別会での贈り物といえば花束ですよね。 送別会は去る方が複数人いれば一度に開催してしまう場合もあります。その場合、入社3年の人事で転勤する方へのお花と、勤続40年定年退職の方へのお花、一緒の物で良いのか、異なるものにするべきか、悩むことと思います。それぞれの相場はいくらぐらいなのでしょうか。
今回は、贈る方の理由や役職別にして花束の相場をまとめてみましょう。
勤続年数ウン十年の方の定年退職に贈る花束
ご勇退される方への花束は5000円~10000円が多いようです。 部署などが多く5000円~10000円の花束が溢れてしまったら大変なので、花束は3000円ほどに押さえ贈り物を添えるということも多いようですね。
このため、複数部署参加の送別会の場合などは幹事役の人がどうするのか決めて根回しをしておくことをおすすめします。
10年以上勤めた方の都合による退職に贈る花束
何らかの事情により退職してしまう先輩には3000円~5000円くらいが相場です。花束で3000円以上となると、十分な大きさですしアレンジの幅も広がるので、退職される方のイメージに合った花束を贈ると喜ばれますよ。
本人が望む退職であれ望まない退職であれ、送り出す時は明るく綺麗な花束で送り出しましょう。
同僚や先輩などの転勤を見送る花束
近くを去ってしまうとはいえ、会社を去るわけではないのでここは3000円~5000円前後が多いです。 送別会の参加人数などで変わってくると思いますが、3000円の予算があれば結構なボリュームを出すこともアレンジメントに変更することもできます。
短い間だったけど、頑張っていた後輩への花束
事情により退職してしまう後輩への花束は3000円前後が相場のようです。「お疲れ様」の気持ちを込めてささやかでもお花を贈りましょう。3000円以下だと小ぶりな花束になりがちですが、アレンジ次第で大きな花束にすることも出来ます。カスミソウを使用するとお値段を抑えてボリュームを出すことが出来ます。
スイートピーをたっぷりと使っても、30センチ×45センチくらいの大きさにすると両手で抱えられるサイズになります。
花束を贈る際の注意点
花束を贈る際は、本人の事情も考えて贈ってくださいね。電車通勤の方や、その他にもプレゼントをもらう場合には、持ち帰りやすいサイズ感の花束がおすすめです。
わたしたちあげる側の気持ちや予算だけでなく、受け取る側の事情もちゃんと考えて渡すと喜ばれますよ。
おわりに
いかがでしたか。やはり、何かの区切りにお花を頂くということは嬉しい物です。役職などでどうしても一緒にできない場合はありますが、気持ちを込めて花束を贈ってみて下さいね。