日程調整サービス『調整さん』が運営するあなたをもっとアクティブにするメディア

ソフトボールは野球と同じで9人でするもの。だけど時には人数が足りなくて、大人数が必要な実戦形式の練習やノックはできないこともあります。そんな時のために今回は、少人数でもできる守備の練習方法をご紹介しようと思います。

あらゆるボールを取る練習

この練習は2人で簡単にすることが出来ます。2人ともグローブを持ち、距離をあけて立ちます。片方がボールを地面に叩き付けたりして、ボールの動きに変化をつけて相手に送ります。送られた方は、転がってきたボールを丁寧に拾います。
グランドのコンディションによって、こおろがったボールはいろいろな変化をします。バウンドをさせたり、回転をつけたりして様々な動きをつけてボールを転がすことによって、様々なボールに対応するための適応能力が身に付きます。転がすだけでなく、フライやライナーぎみのボールを投げても構いません。ボールを拾う側は、グローブをちゃんと立てていることを意識します。

ランナーを挟みうちにする練習

ベースを2枚用意し、間隔をあけて地面に置きます。それぞれのベースに3人くらいずつくらいの列を作っておきます。ベースAからボールをもらった人がベースBから来る相手に投げ、(この時、ベースAから来た人は、ベースBの列の後ろに並びます)受け取ったベースBから来た人は、ベースAから来る次の人にそのボールを投げます。(ベースBから来た人は、ボールを投げた後にベースAの列の後ろに並びます。)これの繰り返しです。
ポイントとしては、ランナーを挟みうちにしているイメージをもって練習することです。慣れてきたら、実際にランナーを間に入れても構いません。ランナーはボールを持っている守備の人にタッチされないように逃げます。

ランナー1塁と3塁を想定した練習

1塁、3塁、ホームにベースを置きます。1塁に一人グローブを付けた人、ホームに一人ボールを持った人、3塁に残りのグローブを付けた人たちを置きます。ホームの人はボールを転がし、転がったボールを3塁の人が取ります。その人は3塁にいるランナーがホームに走らないように意識する動作をしながら(1度3塁ベースを確認する。)そのボールを1塁に向かって投げます。
ホームベースの人はバットを使ってノックのように打ってもいいのですが、少人数の場合にはボールが後ろに転がってしまうと大変なので、手でボールに変化を持たせて転がすことをお勧めします。

ソフトボールは9人対9人の大勢でプレーするものですが、守備の一つ一つを練習する為にはそんなに人数は必要ありません。少人数でも効率良く練習してくださいね。

この記事を読んだ方はこんな記事も読んでいます