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送別会で渡すプレゼントにのしは必要?

会社の送別会では退職される方に、これまでお世話になった感謝の気持ちをこめてプレゼントをすることも多いでしょう。会社の送別会では、定年退職など、目上の方へプレゼントをすることも少なくありません。その際、送別会のプレゼントにのしが必要なのか悩んでしまうのではないでしょうか。

そこで、送別会のプレゼントにはのしは必要なのか、のしが必要な場合、どのように使用するのかご紹介します。

プレゼントに付ける「のし」とは?

のしは、のし紙の右上にある飾りのことをいいます。日本の贈り物をするときの特徴ですが、もともとはアワビ貝を薄く干したもので生ものの象徴とされていました。それを包装に張り付けることで生ものを添えたという意味になります。

そのため、生もの以外の贈り物の場合、のしを張るのが一般的となります。贈り物が生ものの場合は、のしは不要となります。また、のし紙は、水引やのしを印刷した紙のことをのし紙といいます。のし紙をかけることで、改まった感謝の気持ちを表します。

送別会のプレゼントにのしは必要?

送別会のプレゼントには、のしは基本的には必要ありません。きれいにラッピングされリボンのついたプレゼントで構いません。ただし、役職のある方や定年退職といった目上の方の送別会でのプレゼントの場合は、のしを付けたほうが良いでしょう。

のしを付けることで、これまでお世話になった感謝の気持ちが改まった形で表現できます。また、年配の方へのプレゼントは、その方の趣向に合わせ、お酒や生ものを選ばれることもありますが、その場合は、プレゼントそのものが生ものになるため、のし紙だけでのしは必要ないため注意しましょう。

のしの表書きとは?

プレゼントにのし紙を付ける時に、表書きというのが必要になります。表書きとは、どういった目的でのプレゼントなのか、誰が、誰に送るのかといった内容を記すものです。表書きは「御祝」と記すことが一般的です。定年退職の場合は、「御定年御祝」と記すと良いでしょう。また、目上の方の場合は、「御餞別」を使います。

のし紙の下には、プレゼントを贈る人の名前を記します。個人でプレゼントする場合は、個人名となりますが、会社などでは、同じ部署内で複数の人たちでプレゼントすることもあるでしょう。複数の人でプレゼントするときも、基本的にはのし紙にも全員の名前を記しますが、人数が多い時は、「会社名 一同」「部署名 一同」と記すのが一般的です。目上の人へのプレゼントの場合は失礼のないよう、のしに記す内容は、お店の人に相談してみると良いでしょう。

 

 

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