社員旅行といえば、参加するのは楽しいですが、企画するのは大変です。前段階の準備から当日の管理までやるべきことがたくさんあるのが幹事です。当日、バスに乗ったら幹事としてあいさつが必要です。どのようなあいさつを行えばよいでしょうか。
社員旅行として必要なこと
社員旅行が何のために行われるかということは、始めの挨拶では必ず取り入れましょう。旅行ですから、リフレッシュすることが目的の一つであることは間違いありませんが、社員で行うということは仕事と無関係ではありません。社員旅行を通して、チームのコミュニケーションを深めること、仕事に対するモチベーションを高めることがねらいです。もちろんこのことはほとんどの参加者が知っていると思いますが、当たり前のことでも一度聞くとその方向に進みやすくなりますので、効果があります。
バスだから必要なこと
バスは、駐車する場所がある程度限定されてきます。そのためにバスの運行に支障がでないように一番始めに注意事項を伝えておくことも大切です。特に、バスの中で酒席を設ける場合は、トイレ休憩をこまめに準備していると思いますが、要望通りに駐車できないこともあることを伝え、休憩の要望などは早めに知らせてもらうように促しておきましょう。また、乗り物酔いしないための配慮や、その際の対処方法も合わせてお知らせすると親切です。
挨拶例文
皆さん、本日は〇〇社社員旅行にご参加いだきましてありがとうございます。この旅行で幹事を務める〇〇です。本日より○日間どうぞよろしくお願いします。さて、この社員旅行ですが、皆さんご存知のことと思いますが、社員の親睦を図るとともに、日頃の疲れをリフレッシュしていただき、また来週からの仕事に元気に取り組んでもらうために行います。普段話さない人にも積極的に声をかけていただき、楽しく過ごしいただきたいと思います。旅行の日程については、事前にお知らせしていますが、おおまかな流れだけ確認させていただきます。
~(旅行日程のおおまかな内容)~
さて、本日はバスの中でも喉の渇きを潤しいただきたいと思い、ビールや缶チューハイを準備していますので、ぜひお召し上がりください。ただし、バスはある程度大きな駐車場がないと停めることができませんので、トイレ休憩の要望などは早めにお申し付けください。また、乗り物酔いしやすい人が窓際に座ったり、前方の席に座ったりできるよう皆さんご協力お願いします。具合が悪く、万が一の際はナイロン袋が備え付けてありますのでご利用ください。それでは、楽しい旅行をお楽しみください。
まとめ
初めての幹事で緊張指定も、始めの挨拶がしっかりできれば落ち着きますので、ある程度準備して臨みましょう。ここで落ち着ければあとは準備してきたことを忘れずにこなすだけで、社員旅行も成功できるはずです。