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追込み稽古の追込みとは全力を出し切って頑張ることや、相手を追込むといった意味があります。剣道でも厳しい練習法の追込み稽古について、ご紹介いたします。

練習方法

走りながら相手を追い立てるように、連続技を出すのが追込み稽古です。道場の端から端まで一気に打ち込みます。面の連続、面小手の連続、面小手胴の連続といった形で稽古が進みます。練習の後半に行うことが多く、切り返しや掛かり稽古と一緒に練習することが多いようです。

鍛えるポイント

追込み稽古法で一番鍛えるポイントは踏み込みです。踏み込みが早ければ、力強い打突と素早い足さばきが可能になります。剣道は一瞬の攻撃で勝負が決まるので、瞬発力が非常に重要です。そのため踏み込む時は、は姿勢を崩さないように足の平から踏み込みましょう。どうしても踵から踏み込むクセがある場合は、踏み込む足の親指を上げるよう意識してはいかがでしょうか。足を出して腕を引き、腰を入れて蹴り足を加えましょう。

必殺の一撃

剣道の目指す境地は人様々です。しかし古の剣豪たちに共通する境地は、必殺の一撃です。捨て身の技や無心の技を目指して、常に先を取ることを考えています。追込み稽古を通して踏込みや連続技を繰り出すことも重要です。しかし疲れて辛い極限状態の中から、必殺の一撃を繰り出すためには強い精神力が必要です。追込み稽古法は、その精神力を養うためにあるのかもしれません。

追込み稽古法は走りながら技を出すため、かなり厳しい練習法です。しかし練習を積めば、体力面や精神面が鍛えられます。しっかり練習を行いましょう。

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