マイク片手に好きな歌を思いっきり歌うカラオケは、気持ちがいいですよね。しかし、あまり歌い過ぎて喉が痛くなったりしませんか?実は、発声が正しく出来ていれば喉は痛くならないんです。
そこで、カラオケが上手くなりたいなら卒業したい「喉声」について解説します。
喉声ってなに?
喉声とは、喉仏が上がり口の中の空間が狭くなることによって、声の響きがない声のことです。日本人はほとんどが喉声でしゃべっているそうです。喉声でしゃべるのは問題ないのですが、歌となると問題になります。
喉声の何がいけないの?
喉声で歌う問題点を挙げます。「高い声がでにくい」「苦しそうに聞こえる」「音程は合っているのに上手に聞こえない」「声に広がりがない、響かない」など 喉声で歌っていると、高音がでにくく、音程が上がってくるにつれ苦しくなります。歌っているときつく感じますね。
また自分だけでなく、周りの人にも上手には聞こえていない可能性大です。また、音程は合っていても声の質が良くないため、上手く聞こえないこともあります。声の厚みや深みも損なわれてしまいます。
喉声を卒業しましょう
ということは、喉声を直すことで歌が上手くなるんです!喉声は「喉仏が上がり口の中の空間が狭くなっている」のですから、そうならないようにすればいいのです。とは言っても簡単ではありませんので、喉声を直すポイントをご紹介します。
・喉を開き口の奥の空間を広げる
・喉仏を上げない(広げるようなイメージで歌いましょう)
・頭から発声するイメージで、鼻の奥の空間まで音を響かせる (頭のてっぺんから糸がピンと引っ張られているような感覚で立つと良いです)
など複式発声を意識しお腹から声を出せるようになると、一気にカラオケ上手になります。
複式発声ができるとその他にも良いことが!
喉声でなく、お腹から声が出せるようになると、歌が上手く聞こえることはもちろん、他にもメリットがあります。喉に無駄な力が入らないため、喉が痛みにくくなります。さらに、息の量をコントロールできるので、声量を調節でき、表現力が増します。
自然と息継ぎもできるので、歌がとぎれとぎれになりません。喉声だと、声を震わせるのは難しいですが、腹式発声ができるとビブラートもかけやすくなります。喉声から複式発声になるだけで、これほどの表現の幅が広がるのです。
まとめ
いかがでしたか。喉声を直すことで、声が伸びるようになりカラオケも上手くなります。是非、練習して喉声から卒業してみてください。