ランニングをはじめたり、続けたりするにあたって注意したいのはやはり「故障」。
ランニングは身近な運動方法であるゆえに特に足首などの接地個所に近い部位の故障が後を絶ちません。
ランニングの前後にストレッチをして筋肉をほぐすことが大切です。
①:ランニング前のストレッチの必要性
ストレッチは筋肉の血流を活性化し、筋肉の運動能力を高めます。
筋肉は血流のポンプによって運動ができるため、ストレッチをしないままランニングを行うとすぐに筋疲労を起こします。
ストレッチによってランニングの効率が上がります。
②:ランニング後のストレッチの必要性
運動後の筋肉は緊張しており、カチカチに固まっています。
これは、筋肉の血流が滞っていることによるものです。
ここで、ストレッチで再び筋肉をほぐしておかないと、筋肉の血流が回復しにくく、筋肉痛が長引く原因になります。
③:ランニングと相性バッチリ!! 「ランジ・ストレッチ」とは
「ランジ」は主にランニングで酷使される太ももやその裏側、お尻、などの下半身の筋群を指します。
ランジ・ストレッチは下半身の筋群に加えて上体を支える体幹部の筋群をしっかりほぐせます。
その方法は動画を参考にしてみてください。
動画のように、横から見た時の身体の形が漢字の「之」になるようなフォームで行います。
このとき、曲げている側の腿がきっちり曲がっていること、延ばす側の腿がしっかり延びているのを意識します。
さらに、「之」の姿勢のとき、両手を上に挙げて合掌すると体幹の筋群をしっかり確認できます。