麻雀を覚えるときに苦労するのが「平和」（ピンフ）という役です。良く出てくるのに、自分では作れない、できていても自分で気づかない、初心者が頭を悩ませる役です。ピンフは１翻ですから、高い役ではありませんが、よくできる役です。今回はピンフかどうかの4つのチェックリストを作りました。
その１：雀頭は役牌以外
麻雀の基本形は2枚1組の雀頭（１トイツ）と3枚1組のグループ4つ（４メンツ）です。ピンフはこの2枚1組の部分の牌に制限があります。役牌とは3枚集めたら役になる牌のことです。「白」「發」「中」はいつでも3枚集めたら役になりますのでピンフのアタマにはなれません。またもし今あなたが“東場で南家”であった場合には「東」と「南」は3枚集めると役になるのでこれもアタマにはなれません。しかし数牌や3枚集めても役にならない字牌はピンフのアタマになれます。
その２：雀頭以外はすべてジュンツ
ピンフは3枚1組のグループ4つ（４メンツ）の部分が4つともすべてジュンツでなければいけません。ちなみにジュンツ以外の3枚1組の部分は3枚とも同じ牌であるコーツです。これが1組でもあるとピンフにはなりません。
その３：鳴いてはダメ
ピンフは面前役です。面前とはポン・チー・カンをして鳴かないということです。つまり他人の捨て牌をもらってはダメということです。
その４：待ちは両面
聴牌（テンパイ）になった時、両面待ちでないといけません。
まとめ
上記の4項目すべてを満たさないとピンフとは言えません。逆にピンフが自分でわかるようになると麻雀力が1段上がったと実感できます。慣れるまではこの４項目を毎回チェックしてみましょう。チェックの順番は各自の好みでいいですが、毎回同じ順番でチェックすると漏れがありません。ピンフを習得してさらに麻雀で強くなりましょう。
