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送別会と壮行会。どちらも仲間を激励する素晴らしい会ですが、2つの会の違いとはなんなのか、明確に区別できる人は余り多くないと思います。
今回はこの2つの集まりについて、それぞれの意味をまとめながら違いを紹介したいと思います。

送別会と壮行会の違いって?

壮行会に送別会。仕事をしている人やしてない人も聞いた事はあるはずです。自分がする側だったり、される側だったり。どちらの会も似たような使い方をしますが、どういう違いがあるのか区別出来る人は少ないと思います。二つの会の違いを紹介していきます。

壮行会とは

中小企業ではあまり耳にする言葉ではないかもしれませんが、壮行会とは前途を祝して開く会の事を言います。会社でいうと前向きな異動になった時、出世し栄転する時、海外出張などで長期間離れる時に開かれる会の事です。会社と別れるのではなく、一時的だったり、異動というだけで会社を辞めるわけではない人の為に行います。又、大きなプロジェクトに向けて社員全員で応援する時にも壮行会を開く場合もあります。スポーツの世界などでは大会の大小関係なく行われており、プロスポーツではなくても学生時代に部活の壮行会などがあります。あの壮行会も励まし応援する意味で行うものです。

 

送別会とは

送別会とは別れる時に行います。退職する場合や転職する場合、今いる自分の場所に戻る事がない人に対して行われる会です。前向きな転職だったとしても、チームや組織から離れ違う会社で働くのですからこの場合は送別会になります。送別会の規模などは部署やチームによって様々ですが、時期など関係なくどの月でも離職者が出れば行う事もありますし、全く行わない会社もあります。離職する人の性格や人柄、離職する理由などによっても行われないですが、最後は笑って送り出してくれる会社や人でありたいですね。

 

壮行会と送別会の大きい違い

壮行会と送別会の大きな違いは後ろ向きな転職、退職でも行われる事があるのが送別会です。会社でトラブルを起こしたり、大きいミスをしてしまったり、社会的モラルを逸脱するような行為をおかした場合でも、送別会を開く事が可能です。壮行会は送別会とは違い、励まし、前途を祝す会ですので、内容的にはお別れする(一時的なものだとしても)ことなのですが、会社で幹事を務める時に間違えると相手に対し失礼になりますし、自分にとってもマイナスになり、自分の送別会も開かれる事に繋がりかねないので注意して下さい。

まとめ

壮行会と送別会の違いは分かったでしょうか。学生の時よりも社会に出たら壮行会、送別会などに参加する機会が多くなってきます。相手に対して開く会でも、自分に対して開く会でも、笑顔で送ったり送られたりする会になるようにしたいですね。

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