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壮行会、送別会、激励会の意味、知ってる?知らないと恥ずかしいかも…

壮行会と送別会。同じようなときに使う似た言葉ですが、意味はどう違うのでしょうか?さらには「激励会」なんて会も…。壮行会と送別会と激励会、何がどう違う?意味は少し違うだけと思いきや、知らないで使うと恥ずかしいことに…!

壮行会、送別会、激励会の意味、知ってる?知らないと恥ずかしいかも…

壮行会と送別会の違いを一言でまとめると…

つまり、壮行会はまた会う人、また戻ってくる人に対して「新たなチャレンジ頑張ってきて!」という会。送別会はもう会わない人、もう戻ってこない人に対して「今までありがとう!」という会なのです。壮行会は新天地での成功に目を向けた会で、送別会は別れることに目を向けた会、ということなんですね。

激励会の意味とは??

これで壮行会と送別会の意味の区別はバッチリ!…って、あれ?壮行会が「新たな地で新しいチャレンジ、頑張ってきて!」という会なら、「激励会」というのは一体…?激励会も誰かが何か新しいことを始めるときに元気付けたり励ましたりする会。壮行会と同じように大会前の選手に対して開かれたり、会社で遠方に異動する人に対して開かれたりしますよね。壮行会と激励会はどう違うのでしょうか?

激励会が開かれるのは…

激励会は主役に対し「頑張れ!」と激励する会で、必ずしも旅立ちや別れの際だけに開かれるわけではないようです。例えば日本の総理大臣が国際機関で働く日本人に対して激励会を開くことがあります。この場合、旅立ちや別れは関係ありませんね。また、自衛隊が入隊予定者たちに対して激励会を開くことも。これはむしろ「歓迎会」に近い意味合いですよね。このように「激励会」は単に「頑張って!」と激励する会であったり、「これからは同じ場所で一緒に頑張ろう!」という意味をこめて開かれる会であったりするもので、「別れ」に限定したものではありません。この点が壮行会とは違うのではないでしょうか。

別れの際の「壮行会」vs「激励会」

それでは、会社の社員が転勤になった場合などの別れのシーンでは、「壮行会」と「激励会」のどちらを使うほうがいいのでしょうか?これは状況によって使い分ける必要があります。例えば長期の海外転勤の場合、基本的にはどちらでもいいでしょう。一般的には「壮行会」が使われることが多いようです。同じ会社内での異動といえども、転勤先が海外になるため、「しばしの別れ」や「古巣からの旅立ち」といった意味合いが出るためでしょう。では、会社内での部署の異動の場合はどうでしょうか?

部署の異動は「壮行会」?「激励会」?

部署の異動だけだと、同じ建物内でただ階が変わるだけになりますよね。会社が変わるわけでもなく、建物や地域が変わるわけではないので、「壮行会」よりも「激励会」のほうがいいのではないかという意見が多いようです。海外転勤の場合も部署の異動の場合も、会社を辞めてどこか別の会社に行ってしまうわけではないので、「送別会」は適切ではないということはもうお分かりいただけたのではないでしょうか。

意味を理解して正しい使い分けを

もし「壮行会は仰々しい」、「送別会は別れるという意味が強すぎる」、「激励会は慰める感じになって嫌」など、人や状況によってはしっくりこない場合もあるかと思います。そんなときには「歓送会」や「○○さんを囲む会」などと言ってもいいですね。正しい意味を理解して、人や場合によって使い分けられるといいですね。

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