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剣道の練習方には様々ありますが、場所や昼夜を問わず手軽にできるのが素振りです。多少の広さがある場所で竹刀さえあれば素振りはできます。素振りには基本的な練習ですが、素振りがきちんと行えなければ試合で勝つことができませんし、段審査も合格することはできません。技術向上のために素振りをしましょう。今回は3つの基本的な素振りについてご紹介していきたいと思います。

正面素振り

正面素振りは全ての素振りの基本となる素振りです。竹刀を振りながら前後に動くのですが、まっすぐ竹刀を振り上げるのと同時に右足を前に出し、振り下ろすのと同時に左足を引きつけます。後ろに下がる時も容量は同じく、振り上げるのと同時に左足から後ろへ下がり、振り下ろすのと同時に右足も後ろへ運びます。
手首のスナップを効かせるようにして腕はピンと伸ばします。一回一回きちっと止める様にしましょう。目の前に相手がいるつもりで素振りをすると良いでしょう。

左右素振り

これは正面素振りを竹刀を左右に振る動作に変えた素振りのことをいいます。
振り上げる位置は同じで、振り下ろす場所を斜め45度くらいのいちにするのです。これは手首の返し方の練習になりますし、試合での左右面や胴打ちに通じます。

上下素振り

これは正面素振りの振り下ろす高さを変えたものとなります。
正面素振りは腕を上にあげた位置に竹刀を振り上げ、相手の頭があると想定される位置に竹刀を振り下ろして止めますが、上下面では竹刀が自分のお尻に当たるまで振り上げ、振り下ろす位置も地面すれすれまで振り下ろします。腕を大きく動かすので正面素振りと同じリズムで素振りを行おうとするとかなり腕に負荷がかかります。ウエイトトレーニングにもなりますね。

以上基本的な素振り方法を3種類ご紹介いたしました。どの素振りも試合での有効打突になるように一本一本集中して行いましょう。

 

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